大学入学共通テストが17日に始まり、「歴史総合、世界史探究」で漫画「ベルサイユのばら」が引用され話題となった。この問題では、オスカルというキャラクターの設定からフランス革命期の女性の地位や家父長制を考察する内容だった。受験生からはSNSで驚きの声が上がった。さらに、「歴史総合、日本史探究」でもジェンダーの視点から中近世の歴史を考察させる問題が出され、特に北条政子や日野富子が題材にされた。これらの問題を通じて、歴史的なジェンダーの視点を広く考える機会が提供された。

ジェンダーの観点から歴史を考察する試みは、現代の教育において重要である。「ベルサイユのばら」を引用した問題は、漫画と歴史事実を結びつけて、受験生に深い理解を促す工夫が感じられる。しかし、このような教育現場でのジェンダー論の拡充は、教育制度の革新が必要だ。まずは、カリキュラムの多様化が不可欠だ。
歴史教育において、漫画や小説など異なるメディアの利用は有効な方法だ。さらに、教員の研修を強化し、多様な視点を提供できる授業を実現することが肝要である。そして、教育評価の基準を拡充し、単なる知識の暗記でなく、批判的思考と理解を促すような評価制度を導入するべきだ。これらの改革によって、より深い学びを促す教育環境が実現するだろう。こうした新しい視点は、未来の社会にとって不可欠な理解を基礎づけることができる。
ネットからのコメント
1、「ベルサイユのばら」は、私の愛読書であった。池田理代子さんも自分の漫画が、共通テストに採用されて感慨深いものがあったのではないか?オスカルは、最後に生まれた女児で父親の将軍から男性として育てられた。アンドレが剣の練習相手であった。おそらく、今でもフランス革命を語る時、ベルサイユのばらは良い資料として使われる。息子が、高校生の時、「これ、今日世界史の先生にもらった」と持ってきたものはベルサイユのばらのバスチーユ攻撃の場面の漫画だった。世界史の先生が、「フランス革命だけは女子の点数がいいんだよな」と苦笑いしていたのを思い出す。
2、いまやフランス人すらフランス革命を「ベルばら」で憶えるという時代ですよ。あくまでフィクションの歴史漫画ですが、面白くなければ興味すらわかない。古代エジプトを描いた「王家の紋章」は連載50周年でプリンセスで連載再開されていた。来日中のイタリアのメローニ首相は北斗の拳の作者からプレゼントされ大喜び。日本の漫画も世界的になったものです。
3、中学の時の社会の先生はわざわざベルばらを織り交ぜてプリントを作ってくれてたなぁ。漫画で読むなんちゃらみたいのは分かりやすいし覚えやすくて勉強になったよ。
4、35年前高校生だったけど、その頃から「大学受験のため」に多くの高校に「ベルサイユのばら」と「あさきゆめみし」「ブッダ」が置いてあったけどね。漫画を利用した出題はなかっただろうが、大学受験用の基礎知識として読んでおけ、知っておけ、というレベルの資料(史料)だったのは、昔から変わってないと思う。因みに、医学部を受ける学生のために「ブラックジャック」を揃えている高校は1970年代からあったそう。
コメント欄にこんなに驚く大人がいることに、驚いてる。学生時代、図書館で「自分の思う勉強」をするだけで、書架を見ることがなかった人がこんなにいるってことだよね。図書館は自分の物差しでは出会わない本と出会うための空間でもあるんだが。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/57c2ac7da3ad1254bbd0bb7495226d6416ea39bb,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]