東京電力は17日、柏崎刈羽原子力発電所6号機の再稼働を前に行った制御棒の試験中に警報が機能しない不具合が発生したと発表しました。このため試験は中止され、制御棒を全て挿入し電源を切る措置が取られました。問題が再稼働に影響するかは現在調査中とされています。

この問題は、日本の原子力安全に関わる重大な不安材料を示しています。まず、警報という最も基礎的な安全装置が機能しない状況は、不測の事態を速やかに検知するための基本的なシステムの欠陥を浮き彫りにしています。日本の原子力産業において、過去に数々の安全問題が露呈している中、今一度、全体のシステム検査および人材の教育再強化を進める必要があります。具体策として、第一に、全てのセンサーと警報システムの徹底的な点検を行うこと。第二に、不具合の原因解明と対策を迅速に講じること。第三に、再発防止に向けた従業員への安全教育の強化が求められます。
この事件は、安全とは無縁の効率追求が引き起こした当然の帰結であり、今後の原発運営のあり方に一石を投じるものです。確実な安全対策が講じられない限り、再稼働は見送るべきでしょう。
ネットからのコメント
1、何らかのトラブルを検知しても、鳴るべき警報が鳴らないことほど怖いし危険なことは無い。放射能関連ではないが、機械装置関連でのこのような故障は、軽く観るべきではない事を経験した者にとって、他人ごとではない。まして、制御棒コントロール中に作動不良や燃料棒落下などの事故を、検知できない安全装置以前の警報段階での不備不良は、致命的な欠陥と判断した方が良い。原発の心臓部でのこんなトラブルは、東電まかせでなく規制委立会いの下での調査確認是正が必須だろう。
2、新潟市民ですが、新設ならまだしも、しばらく動かしてもいないわけですから、どこに問題があってもおかしくないと思います。再稼働反対の立場ですが、強行するなら責任持てよな!と思っています。なお、記事中の「6号機で御棒棒の引き抜き試験」は誤字だとは思うところなんですが、記者や校閲者はキチンと目を通して欲しいと感じました。
3、制御棒試験で警報が鳴らなかった、というのは「止める側の安全確認」で問題が出たということ。試験中に見つかったのは評価できるが、原因がはっきりする前に再稼働を急ぐべきではない。原発は「大丈夫そう」ではなく「説明して納得できる」ことが信頼回復の前提だと思う。柏崎刈羽原発は過去の経緯もあるのだから、なおさら慎重であるべき。
4、再稼働直前の制御棒試験でトラブルが出たこと自体、不安を感じます。影響があるか「調査中」で済ませるのではなく、原因と再発防止策を明確に説明してから判断すべきだと思います。安全最優先で進めてほしいです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/dfb8fec69fb1c552c8562181c15be00bf87124cd,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]