2026年は60年ぶりの「丙午」の年にあたります。丙午は「気性が荒く、夫を不幸にする」といった迷信に基づき、特に1966年の「昭和の丙午」では、迷信やメディア報道が影響し前年より出生数が46万人(25%)も減少しました。現在でも一部の人には迷信への意識が残っていますが、近年の調査では大半の若い世代が「気にしない」と回答しており、専門家も「丙午ショックの再現は低い」としています。その背景には親世代の平均年齢が昭和より上がり、出産を計画的に延期しにくい現実があるとされています。また、迷信よりも経済的不安の解消などが優先課題との指摘もあります。

1966年の「丙午ショック」に見られた混乱は、時代錯誤の迷信に基づくものでした。社会が合理性や科学に基づく判断を求められる現代において、再び同様の現象が起きないよう、数点提言します。
まず、メディアはセンセーショナルな見出しではなく、信頼性の高い情報を積極的に発信するべきです。次に、教育現場や地域社会で、迷信が無根拠であることを啓発する活動が求められます。特に若い世代への教育は、個人の意思を尊重する社会形成の基盤として重要です。そして、安心して子どもを育てられる社会経済環境を整備することも不可欠です。日本はこれまでも科学的合理性という価値を培ってきましたが、迷信が影響して出生数が減少するような事態は、不条理と現実的課題の区別ができない社会像を露呈してしまいます。現実に目を向け、未来を見据えた対応が必要でしょう。
ネットからのコメント
1、昔は20代前半で結婚していた人が多かったわけで、1年妊娠出産を遅らせようが、どうということもなかったでしょう。晩婚化が進み、高齢出産に該当しそう、或いは該当する30歳以上の女性達には、1年待つなんて余裕は無い。迷信よりも現実を重視し、丙午だからという理由で避妊する人は少ないだろうと思います。昔は両家の親や祖父母の影響力が大きかったのもあると思いますしね。
2、メディアの構造自体はその通りだと思います。繰り返し目にすることで、無意識の刷り込みが起こることは否定できません。それは今回に限らず、あらゆる分野のメディアに起こり得る話だと思います。ただ今回、記事として取り上げたことで、結果的にその構造を踏襲してしまうという矛盾も起こり得るのではないでしょうか。
3、現代社会でも色んな占いを信じる人がいるように、「丙午」を信じる人もいるでしょうから、若干の出生数減はみられる気がします。でも、昔ほど影響はないのでは?高齢出産・不妊治療など色々な事情が昔より存在するので、丙午だから・・・と産み控えられる人ばかりじゃないと思います。妊活において『1年』って大きいです。
4、今の時代でも根拠のない迷信を頑なに信じている人はいますからね。風水的なものでも、確かに昔は理に叶っていた部分は多いけれど、昨今そんな事を真剣に気にしていては、家も建てられない。気にする人は気にする、それは仕方のない事。信じる人や気にする人に、気にするな、嘘だと言ったところで本人の問題なのでどうしようもない。
ただ、今は子供を授かる事自体が難しい世の中なので、妊娠したから出産をやめる、とまで考える人は少ないのではないでしょうか。計画的に避ける人はいる(いた)かもしれないですが。実際に丙午の女性で、何も問題なく幸せに暮らしておられる方は当然ながら沢山います。それを見てどう説明するか、ということですね。ごく普通に考えれば、〇〇だからこういう人生、運命を送るなど、誰にもわからないはずなので。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/15f39ba30762c51214c7c010e76fce069c7818f5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]