8月8日発売の雑誌『GINZA』表紙に登場したシンガーソングライターあいみょん(30)が、左腕のタトゥーを見せSNSで賛否両論を呼んだ。肯定的な声の一方、「悲しい」「シールであってほしい」と否定的意見も。一部は過去作やCM出演からの爽やかイメージとのギャップに驚いた様子。同様に、俳優長濱ねる(26)や嵐の大野智(44)もタトゥー公表や報道でファンが驚きや失望を表明。
背景には日本社会に根強く残る「タトゥー=怖い人」という価値観があると指摘されている。
外見の一部であるタトゥーに過剰な反応が起きる現状は、日本社会の多様性受容の遅れを示す。まず、個人の身体的選択を不必要に品位や人格の評価基準と結びつける風潮が問題だ。加えて、メディアが「ギャップ」や「裏切り」といった感情的文脈で報じることで偏見が再生産されている。改善のためには①公共教育でタトゥーの文化的背景を紹介し、偏見を緩和する②企業・広告業界がタトゥーの有無で起用判断しない基準を整える③メディアが外見よりも作品・実績に焦点を当てる報道姿勢を確立することが必要だ。結局のところ、身体表現の自由は人格権の一部であり、「自分が選べば良い」ものを他者が奪う社会こそ、真に美しくない。
ネットからのコメント
1、タトゥーに限らずイメージと違っていると「そんな人だと思わなかった」という声が聞こえてくる。
こちら側が勝手に想像したイメージ。もしくは商業的に作られたイメージなのに。その人がやる事をすべて受け止めろとは言わないけど、勝手に作り出されたイメージと違った時、その人を叩くのは違うと思います。
2、タトゥーは、犯罪事件を犯す人間に入ってる場合も多いから、日本での否定的意見は無くならないと思うよ。日本の一般社会で生きてたら間違いなく偏見の目でみられるから。公共施設も利用できない場合があり、刺青による健康リスクもある。MRI検査も損傷を起こし危険な場合がある。あと、タトゥーへの偏見が強いのは日本だけと思ってる人がいそうだが、海外でも偏見は根強い国は多い。タトゥーを入れてる人、今は満足してる人もいるけど、年取ると身体全体がシワになるから、その刺青の柄もシワシワになります。近所の老人の肌を見てみれば良い。後から後悔しても、刺青除去は跡が残り元の綺麗な肌にはならない。正直リスクばっかりなのが刺青だと思う。
3、自分もアレルギー派ですが、芸能人も一人の人間ですし、タトゥーを入れる事は本人の自由だと思っています。
見せてはいけない場所では隠せるのなら問題は無いと思います。ただ、影響力の有る人達がタトゥーを入れる事で、若い人達が安易にタトゥーを入れないかの懸念はあります。
4、その人のイメージに合う合わないの問題でなく、単にタトゥーが苦手な人が一定数いる。それだけのことでは?わたしもタトゥーだけはどうしてもむり。他国とちがって日本は文化としてタトゥーがあったわけでなく極道とかの世界で威嚇の意味で刺青をしてたわけで。タトゥーというとおしゃれですがようは刺青ですしね。苦手なものは苦手。それでいいと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/557bbad0fce16570e4674c05786a402ef42ccb8f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]