トランプ米大統領は2025年8月12日、自らの関税政策によって米国が「数兆ドル(数百兆円)」を得ていると主張した。しかし、実際には関税の影響を受けるのは主に米国の消費者であり、外国製品を輸入する企業が支払うこの税は最終的に消費者の負担となる。財務省のデータによると、2025年度の関税収入は約1420億ドル(約20兆円)で、4月から7月にかけて収入は急増し、前年比で273%増加。
トランプ関税による歳入は、2026年にはさらに増加する見込みで、長期的には米国経済に大きな影響を与えると予想されている。現在、関税政策による消費者物価の上昇とインフレの懸念が高まりつつあるが、政府は国民への還元として600ドル(約8万8700円)の給付案を検討している。
トランプ大統領が関税収入に関して主張する「数兆ドル」の見積もりは、10年間にわたる予測に過ぎず、実際に今年の収入は比較的控えめである。関税が消費者に与える影響について十分な説明がなされていない点が問題だ。
ネットからのコメント
1、トランプは関税収入は、輸出業者から徴収しているような言い方をしているが、関税は輸入品に対する消費税なので米国民から徴収するものです。なので輸入品は物価高になります。米国は確実にインフレになります。
徴収した関税を米国民に還元するなら最初から関税を下げれば良いのです。
2、トランプは関税が輸出する企業が払うもの、元手がタダで手に入るカネと勘違いしているのだろう、合衆国への入国に税金をかけるような安易な考えなのだと思う。もしトランプが主張するようにこれまでの関税収入が数兆ドルあったとして、その多くは合衆国国内の消費者が負担している。この事に一体どれだけの効果があるのか?、関税収入等を株式配当のように国民に配るみたいな事を言っていたが国民、消費者にしてみたら関税アップで増えた負担の分が還付される程度の感覚でしかないだろう。恐らくそんな構図も理解せず、トランプは国民に施しをしたように恩着せがましい発言をするかもしれない、もしこれが現実になれば裸の王様を超越しもう世界の誰も笑わない、笑えないレベルになるだろう。
3、今のところ、関税引き上げに伴う負担は、輸入業者とアメリカ消費者が100%負担しているのではなく、輸出業者も痛みの一部を負担していることがわかっている。しかし関税引き上げ分の全てをコストカットなどで吸収することは不可能で、年後半に向けてジワジワと米物価は上昇に向かうだろう。
日本や中国はじめ米が主要な輸出先である国の経済は下押し圧力が避けられない。中間選挙まで今のごまかしが続けられる可能性は低い。選挙に負けたあと、「不正があった」とか「外国からの干渉があった」と言い出すだろうが。
4、企業が関税分のコスト上昇を吸収してたから今までは大きな騒動にならなかったけど流石に追加関税でそれも諦めるみたいだねウォルマートはそのせいで大量に人員削減し店舗もたくさん閉めたとかだがこのままだと倒産するので今後は関税分はそのまま販売価格に上乗せされるだろう
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/de4993f3189fe424af06e528cf677c7724d04e01,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]