2025年8月13日、甲子園球場で行われた全国高校野球選手権大会の2回戦で、健大高崎と京都国際が対戦した。健大高崎の石垣元気投手が7回からリリーフ登板し、最速155キロを記録。最初に153キロ、続いて154キロを計測した後、5球目で155キロを叩き出し、観客のどよめきを引き起こした。
石垣はその後、1死一塁から併殺打を奪い、8回も150キロ台の直球で無失点に抑えた。しかし、試合は6-3で健大高崎が敗北。試合後、チームメートが涙を流す中、石垣は淡々とベンチ前でキャッチボールを続けた。
この試合で最も印象的なのは、石垣元気投手の圧倒的な投球。155キロを記録した瞬間、甲子園のスタンドがどよめき、スピードガン導入後の最速タイとなる記録を樹立しました。しかし、素晴らしいパフォーマンスにもかかわらず、チームは初戦敗退となってしまいました。この結果は、個々の選手の能力だけでは勝利を引き寄せることができないという厳しい現実を突きつけています。
高校野球においては、勝利を目指すだけでなく、チーム全体の力が試される場であり、選手一人一人の努力が無駄にならないようなサポート体制の強化が求められます。
指導者や周囲のサポートの役割も重要で、選手の能力を最大限に引き出せる環境作りが急務です。具体的な提案としては、チーム内での戦略の明確化、ベンチワークの強化、そして精神的なサポートの充実が挙げられます。このような取り組みを通じて、次回の大会ではチームとしての成長を期待したいです。
ネットからのコメント
1、本当に石垣君が素晴らしすぎましたね。京都国際の選手たちも苦笑いするくらい素晴らしいボール。あの剛速球は高校生が容易に打てる球じゃない。それに加えてフォークも持っているのでまさに難攻不落の投球でした。ただ、あまり関係のない自分が言えることじゃないが継投のタイミングが本当に謎。1、2点でも離されても追いつけると思ったんですかね。相手の西村君だって大会屈指の好投手。そんな余裕あるわけない。なので、もう少し早めの段階から出したほうが良かったと思うし、おそらく石垣くんも不完全燃焼な最後の夏だったと思いますし、もっと石垣君が投げてる姿を見たかったのが本音です。
2、以前も甲子園で石垣投手の投球を見た。球速表示を見た観客は、自身を含め驚くし確かに速いのだが。
ただ、球速表示の割には打者はバットに当てるし、ストレートだけでは三振に取れない。浮き上がる高めのストレートで三振を取っていた横浜高校の松阪投手とは、球質が違うのだろうなと感じる。
3、おそらく、健大高崎の監督は石垣投手の未来を考えたんだろうな…甲子園で投げさせて体を壊してほしくないと思ったんだろう。おそらくだけど、たぶんドラフトにはかかるでしょうし。でもな…県大会は石垣投手を中心に勝ち上がってきているし、期待していた群馬県民の方々を思うとね…勝ち負けはあるけど、こういう不完全燃焼で負けるってことはあってはならなかった。
4、群馬の出身者なのだが、群馬県の中学校を出た選手が一人もいない健大高崎という学校には複雑な思いを禁じえません。私が群馬にいたころにはなかった学校です。自分の故郷のために、他の地域から来てくれた生徒さんたちに感謝すべきなのでしょうが、自分の故郷のチームだと感じられないのも実は本音です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/371c655a6b4197092d7e468ab0cca8a07c8fbe8b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]