ウクライナのゼレンスキー大統領は2025年8月12日、ロシアがウクライナ軍の東部ドンバス地域からの撤退を提案した場合、これを拒否する意向を示した。ゼレンスキー氏は記者団に対し、もしウクライナがドンバス地域から撤退すれば、ロシアのさらなる攻撃を許すことになると強調。また、領土問題はロシアが停戦に合意した後に議論すべきものであり、ウクライナに対する安全保障がその議論の核心になるべきだと語った。
ウクライナは、現状維持を求め、領土問題の解決をロシアとの停戦後に先送りする形で強硬な立場を貫いている。
ゼレンスキー大統領のこの立場は、ウクライナの領土保全と国民の安全保障を守るための強い意思を反映している。
ゼレンスキー氏の発言は、ウクライナの軍事的戦略と交渉立場の強化を意味しており、ロシアのさらなる侵略を防ぐための断固とした姿勢を示している。
ウクライナのドンバス地域からの撤退を受け入れないという立場は、ロシアの圧力を退けるための重要な指針となるだろう。
ゼレンスキー氏の発言は、ウクライナの国家安全保障と主権を守るための強い決意を示しており、その影響力は今後の国際関係にも大きな波及をもたらす可能性がある。
ウクライナの立場は、国際社会においても注目を集め、さらなる支持を得るための鍵となるだろう。
ゼレンスキー大統領が示した姿勢は、ウクライナの独立と自由を守るための強いメッセージとなっている。
コメント:ゼレンスキー大統領の声明は、ウクライナの主権を守るための揺るぎない立場を示しており、その意志は賞賛に値する。ドンバス地域の撤退は、ロシアによる更なる侵攻の口実となりかねないという点で、非常に冷静で現実的な判断だ。領土問題の議論は停戦後に行うべきという考えも、ウクライナ国民の安全を最優先に考えた結果だろう。
一方、現在の戦況は長期化しており、ウクライナにとっても厳しい状況が続くことは明白である。国際社会の一層の支援が不可欠であり、ウクライナが戦争終結に向けて希望を持ち続けるためには、さらなる協力が必要だ。
ネットからのコメント
1、ゼレンスキー大統領はウクライナ軍をドンバス地域から撤退させるロシア提案は拒否すると述べた。ロシアは一方的にウクライナに侵攻してプーチン大統領の要望が通りウクライナの領土が奪われるなど理不尽である。今回のロシアのウクライナ侵攻を認めたら今後味を占めてロシアや中国が日本を侵攻してくる可能性もある。
EU周辺国も一致協力して軽々に認めてはいけない。
2、日本は、停戦後に北方領土に攻め込まれ、戦後から今まで不法占拠されているままである。返還の兆しが全く見えない、世界の規範を守らない強欲な国。ロシアの内情を知るゼレンスキー氏が撤退拒否は当然だ。頑張って欲しい。
3、占領された地域を渡し停戦したとしたとしても数年後にまた侵攻されるのは間違いない。割譲を受け入れる代わりにNATO加盟が必須条件しかないと思う。加盟国の中にはハンガリーなど反対する国もあると思うが、米国が制裁など匂わせ強力に推し進めれば反対とは言い難いなる。
4、停戦合意の第一歩は、まずはお互いに武器を置く事を決める事で、領土問題に関しては、次の段階になるのが順序だと思う。今はお互いに血を流し続けてる状況であり、ドンバスから撤退しろと言われても、「はい、分かりました」となるわけが無い。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8709f868eff7cc5677a72fbea9ca3113f201fbdb,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]