事件概要:1932年に満州国が建国された後、終戦直前の1945年、ソ連軍が満州に侵攻。多くの日本人が犠牲となる中、特に女性たちは深刻な被害を受けた。10歳の鈴木政子さん(当時)は、ソ連兵により女性たちが強姦され、命を落とす様子を目撃。多くの女性が望まぬ妊娠をし、引き揚げ後には中絶手術を受けることになった。中絶手術は違法ながら行われ、当時の厚生省が指示した背景には「異民族の血の流入防止」や性病の蔓延防止があった。
520人以上の女性が中絶手術を受け、その後も供養祭が行われている。
コメント:このような歴史的背景を知ることは、決して容易ではありません。しかし、鈴木政子さんが語ったように、何も知らないままでは、女性たちが体験した痛ましい現実は忘れ去られ、無かったことにされてしまいます。無念の想いを抱えたまま、口を閉ざさざるを得なかった多くの人々の声に耳を傾け、何としてもその記憶を未来に繋げることが求められます。
当時、強姦や中絶が女性に与えた深刻な傷跡に目を向けることで、私たちは戦争や権力による虐待がどれほど無慈悲に女性を傷つけるかを再認識しなければなりません。未来において、女性や弱者が同じような暴力に直面しないためには、まず教育と歴史的な真実の共有が必要です。こうした過去の傷を癒すためには、責任ある社会として反省し、法的・制度的な保護を一層強化していくべきです。
ネットからのコメント
1、だからと言って、日本人はどこぞの国の人と違って、ソ連に複数回にわたり賠償責任を求めたりしない。そう思うと、やはり、日本人は甘いし、舐められている。北方領土も戻ってこないし、島は日本国籍の中国人に買い占められ、日本に居ながら日本の水や米も中国から買うことになるのだろう。いちごの種も盗まれてるし、日本はやられっぱなし。パンダみたいな交渉に使う物もないし、核を持つ必要はないけれど、切り札になるカードが無さすぎる。
2、開拓団の引き揚げの話は以前記事で読んだ。もっと詳しく書いてあったが、今でも忘れられないくらいおぞましく悲しい内容だった。ソ連兵もだが味方である開拓団の仕打ちも畜生だった。生きて日本に帰るためソ連兵の慰み者に差し出された女性たち。帰ってからも村では差別や中傷、中絶や性暴力による体の損傷。戦争が終わってもずっと当時の痛みと屈辱をかかえて生きてこられた。戦争は絶対起こしてはならない。人間の尊厳が根こそぎ奪われる地獄が待っている。
3、昨夜 これを放送で観ていて思ったのはロシアという国の連中は、それから80年という年月を経た現在でも 根本的に全く進歩する事なく、今もまだこんな忌まわしい事をしているのだと。
念の為、予め言っておくがこのコメントに対して『当時は ウクライナも、その旧ソ連の一部だった』などという様な、的の外れた意見などは 間違ってもしてこないように。何故なら、ソ連邦崩壊後に独立した現在のウクライナは、以降 袂を分かち別々の道を歩む事となった その後のロシアなどとは違い、組織的に この様な忌まわしい事を起こしたりした事もない、至って文明的な独立国であり、戦後80年を経ても 未だ進歩もなく野蛮極まりないロシアとは違うのだから。
4、ソ連にやられたけど、日本もアメリカも韓国も同じ事をやってきた戦争だ。戦争をしたがるのは金勘定しかしてない戦地に行かない連中だ。プーチン、トランプ、ネタニアフ、習近平、金正一 各国が人の命を犠牲にしてまで欲しい富とは国民を幸せにできるのか? 一般民衆は争いなんか望まないのに。人なんか殺したくないのに。各国首脳が一騎討ちでもやればいい。我々は高見の見物をさせてもらうよ
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2ed51290c46c777c900383ff0caeddfeffec44cc,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]