2025年8月7日、第107回全国高校野球選手権大会で広陵高校(広島)は初戦で旭川志峯(北北海道)に3-1で勝利し2回戦進出を決定。しかし大会前に同校関係者による暴力事案がSNSで拡散し、10日、堀正和校長が兵庫県西宮市で取材対応し出場辞退を発表。橋下徹氏(56)は11日に高野連の手続き不備を批判する投稿を行ったが、12日に処分基準や判定プロセスが詳細に定められていた事実を確認し、見解を修正。
学校の事実確認不足や説明不足が背景にある可能性を指摘した。
今回の一件は、高校野球界が抱える「説明責任の弱さ」と「外部圧力への脆さ」を露呈した。処分基準やプロセスが明確化されていたにもかかわらず、関係者はそれを公に説明せず、ネット世論に押されて辞退する形となったのは極めて異常だ。問題の本質は、制度ではなく、それを運用する組織と学校側の説明力・広報力の欠如にある。改善のためには、①大会出場可否の判断理由を即時公表する義務化、②暴力事案の一次調査結果と処分判断のタイムラインを明示、③外部圧力に左右されない独立判定委員会の強化が必要だ。ルールが整っていても、守る者の胆力と透明性がなければ、正義は形骸化する。真に選手を守るのは、声の大きさではなく、筋を通す姿勢だ。
ネットからのコメント
1、高野連の処分は、あくまで学校からの報告が正しいという前提で下されています。
もしこの報告に虚偽や隠蔽があった場合、その報告を基にした高野連の判断そのものが不適切なものとなってしまいます。現在多くの批判が集まっているのは、高野連の処分プロセス自体というより、その出発点となる学校からの報告の信頼性です。そのため、「処分する基準となる報告が間違っているのではないか」という点が大々的に議論されており、これが今回の騒動の本質と言えるでしょう。
2、最初からいじめ暴行問題に対する学校の初動対応ミスだとSNSで繰り返し言われてるのに今頃こんな話をしてるのに驚くのと、そこの本質に気づかずに意見を述べていたことに二重で驚く。マスコミ向けに言わなければならないことを言わされてる人なのかと思っていたけど、情報の流れ・本質と横筋の議論が混在するSNSのスピード感に本当についていけてない人なのかも。
3、事実確認と言っても被害者が訴えたことに対して加害者側がそれを否定したら「その事実は確認できなかった」となるであれば被害者が被害を証明しなければならず相当ハードルが高い「疑わしきは罰せず」が原則だが、被害者に心理的負荷がかかり過ぎている今回の問題は寮で起こったことなので目撃者はいると思うし、普段からイジメが起きる雰囲気があったのであればこれを機に一掃してほしい
4、処分基準も判定プロセスも公開基準もかなり詳細に定められている。今回の出場はきっちりプロセスを踏んでいる。なんで堂々と出場を説明しないのか。 高野連側は学校からの報告を正とし、処分も決め、出場させると堂々と説明してたような?そもそもの処分する基準の報告が間違っているのではないかと大騒ぎされているのが今なのでは?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/632a02c39b380bfc6bd439ba9b8b35cf0da0d6a0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]