8月11日、マセキ芸能社は公式Xでお笑いライブ来場者に対し、体調や衣類の清潔管理、香水・整髪料などの「におい」配慮を呼びかけた。強い香水や柔軟剤の匂いは鑑賞環境を損ね、周囲の人が気分を悪くする場合もある。特に夏場は汗臭や衣類の残り香が問題化しやすく、距離の近い会場では影響が大きい。背景には「推し」に会う場で自分をよく見せたい心理や、におい感覚の個人差がある。
改善には自己判断に頼らず、他者視点で香りの強さを確認する必要がある。
舞台鑑賞の場で繰り返される「におい問題」は、個人の無意識とマナー意識の低さが交錯した典型例だ。観客同士の距離が極めて近い環境で、香水や柔軟剤の過剰な香り、汗や体臭の放置は、他者の鑑賞権を侵害する行為に等しい。問題の根は「自己演出優先」と「公共空間での共通ルール欠如」にある。改善のためには、①主催者による事前の明確なマナー表示と入場時の再周知、②換気・空調設備の強化や座席間隔の見直し、③香水量や衣類管理に関する啓発コンテンツの配信などが有効だ。非日常の舞台は全員で共有する時間であり、「自分を飾る自由」と「周囲を快適に保つ責任」は表裏一体。この意識を持たない限り、どれだけ公演内容が優れていても、観客体験は香りにかき消されるだろう。
ネットからのコメント
1、アルコール検知器と同じような匂い検知器を導入して欲しい。匂いに関しては個人差が大きいので指摘する側が我慢をするしか無いのが現状だ。数値化できれば気のせいレベルではないと気づき当人にとっても対処を考えるきっかけにもなるかもしれない。
このくらい厳しくしないと注意喚起したところで自分の事だと気が付かずに変わらないだろう。
2、飲食店を営んでおりますが、稀に香水のきついお客様がいらっしゃいます。料理は五感で楽しむものであり、店側は日頃から気を配ってお客様をお迎えしております。それを阻害する程の香水はマナー違反です。身だしなみもTPOに応じたものであってこそです。
3、確かに、基本的に香水の匂いが苦手な私にとって、香水のキツイ匂いを長時間嗅がされると、気持ちが悪くなる。香水をつけるなとは言わないが、長時間同じ場所に留まる場合は、臭いの量や質には気を配っていただけたらと思います。
4、私は普段は大丈夫ですが疲れているときに、きつい香料、香水、柔軟剤などの匂いで頭痛、吐き気が起こります。そしてそれは鼻というより、舌のうえに違和感を感じてわかります。舌の上に膜が張るような感覚です。これは身体にとって異物だと体が教えていると感じます。つけすぎて鼻が麻痺してるのかもしれませんが過度のつけすぎは本人はもちろん、周りの人の健康も害します。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/8b99b8ea6a725dd52a28e9eb106379147ffd7c2d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]