サンスターグループが2024年6月、0~6歳の子を持つ男女1000人に調査した結果、子どもの歯磨きがうまくできず罪悪感を抱いた経験がある親は70.3%に上った。悩みの2位は「口のケア」(41.0%)で、最多の困りごとは「磨き残し不安」(34.3%)。保育士のてぃ先生は完璧を求めすぎない姿勢や遊び感覚の導入を提案。歯科衛生士は、生後6カ月からの仕上げ磨きや虫歯リスクの高い3カ所(上前歯、歯間、奥歯溝)の重点ケア、12歳頃までの仕上げ磨き継続を推奨した。
親の罪悪感は、社会的な評価や「完璧な育児」への過剰な圧力が背景にある。歯磨きの仕上げができない日があっても、それは怠惰ではなく生活の流れや子どもの機嫌による自然な現象だ。自分を責め続ければ、親子の時間が「義務の戦場」になり、子どもも口腔ケアに負の感情を持つ。私も子育て中、寝かしつけと歯磨きの両立に苦労し、「今日は無理」と割り切った日が何度もあった。その後、短時間で楽しく磨く工夫を取り入れたことで、笑顔が戻った経験がある。罪悪感よりも「今日できたこと」に目を向け、少しずつ続ける姿勢こそが長期的な口腔健康と親子の信頼を育てる。あなたの努力は十分価値があり、完璧でなくても愛情は伝わっている。
ネットからのコメント
1、効き目が強すぎるかもしれませんが、うちでは虫歯、虫歯治療の動画を見せました。
歯がボロボロになってるところや、治療が大変だということを知ってもらいました。そうしたら、虫歯になることが怖かったみたいで、今丁寧に歯磨きするようになっています。親たちも一緒に動画見たので、子どもと同じで虫歯怖えってなって、親子で歯磨き頑張っています。
2、7歳、4歳男子、1歳女子がおり、寝る前の歯磨きは父親である私が毎晩やっています。上の子2人は面倒くさがりながらも仕上げ磨きを私がやってなんとかスムーズに出来るようになりましたが、下の子はまあ嫌がりますよね。毎回ギャーと泣いて、泣いて口が開いてるうちに磨く、みたいな。フッ素入りの仕上げ用歯磨き粉がブドウ味なので、それは好きみたいですがそれを塗る時もギャー。可哀想に思うのですが本人のためと思って心を鬼にしてすぐ終わるからねーとやっています。どこの家庭でもある日常風景ですが、あと12年、頑張ります。
3、8歳の女の子を育てています。子どもには幼少期から「なぜ歯磨きをするのか」を何度も言い聞かせました。「歯磨きしなさい」という方向性ではなく「磨かないとヤバい」と本人に思わせるようにしてきました。
おかげで歯磨きをすることを嫌がりませんし、寝る前に歯磨きをすることは完全に習慣化しています。「パパ、仕上げして」と毎日必ず歯ブラシを持ってきます。仕上げは親の仕事です。道具に関して親子ともども電動歯ブラシを使っています。歯垢の取れ具合が手磨きより明らかに効率的だと感じたからです。手早く、丁寧に1本1本、という感じです。磨き残しがある時は本人が「ちょっと足りない」と言ってくれるようになりました。おかげさまで歯科検診ではいつも褒めていただけます。
4、うちの上の子1歳半くらいから3歳過ぎまで歯磨きを毎回めちゃくちゃ嫌がって本当大変だった。でも乳歯でも絶対虫歯にさせたくないから抑えつけて歯磨きしてた。今年長さんだけどいつの間にか嫌がらなくなった。歯医者も1歳からずっと定期検診に行ってる。私自身30過ぎてるけど人生で虫歯出来たことないから、子どもにも虫歯作らせたくない。歯医者さんからも虫歯は予防出来るって言われたから親子ともに頑張ってる。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/362b7eb5f1f3f6ce3173259fb6ff3459f2f640b4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]