2025年2月9日、日本マクドナルドがハッピーセットに付属して配布した限定ポケモンカード(2枚入り)が、都内のカード専門店で高額買い取りされていることが判明。1パック2000円(商品価格約4倍)での買い取りもあり、配布は3日間予定がほぼ初日で終了。1人5セットまでの制限も転売を防げず、食品の廃棄や大量購入の実態がSNSで拡散し物議に。
店舗によっては買い取り拒否もあったが、フリマサイトでは高額出品が続出し、マクドナルドは各運営に対策を要請している。
今回の事態は、一見小さな販促企画が市場の投機対象に変質し、公共的価値を損ねた典型例だ。そもそも数量制限は実効性を欠き、転売ヤーは複数店舗回りや代理購入で容易に抜け道を確保した。加えて、食品を粗末にする光景は、企業責任と消費者倫理の双方に深刻な疑問を投げかける。防止策としては、①購入者情報の登録制や本人確認による販売、②カードのみの後日抽選配布、③転売価格規制や事業者との即時連携による出品削除を徹底すべきだ。利益のために子どもの楽しみや食の価値を踏みにじる行為は、企業・販売店・消費者すべての信頼を蝕む。ここで目先の利益を許せば、次の「転売商法」も同じ轍を踏むだけだ。
ネットからのコメント
1、昔からオマケに価値がある場合は商品自体を捨てたり周りに売ろうとするのは良くある話ですよね。過去にはビックリマンチョコとか某アイドルグループの握手券が貰えるCDとかもありました。今は日本人だけでなく外国人も介入しているので、マナーやモラルが分からない人もいるし、注意すると逆ギレしたり言葉が通じないフリして無視する人もいます。転売も日本のフリマサイトばかりに目が行きますが、海外のサイトもあるでしょうから無法地帯でしょう。今回の事件をきっかけに、マクドナルドだけでなく、カードを作っているメーカーも自覚するべきだと思いますけどね。
2、そもそもマックはハンバーガー店でしょう?ポケカとかコラボで売り上げを伸ばすのではなくハンバーガーで勝負するべき。最近のマックは味が落ちたうえに高い。そこを改善しないままコラボで儲けて生き延びようとしている。それは間違い。
3、転売は法律で禁止されていない限り、正当な商取引です。問屋や小売店も「仕入れて売る」点では同じであり、それを生活の糧とする人もいる、これこそ商売の基本です。
にもかかわらず、転売だけを悪と決めつけるのは、商売の仕組みを理解しない感情的な世論に過ぎません。需要があるから価格が上がる、これは市場の自然なルールです。嫌なら買わなければいい。それでも買う人がいるからこそ成立している、それでいいと思います。
4、ちいかわの時に似たような騒動になったにも関わらず、同じことを繰り返す。転売ヤーは悪です。しかしながら今回は一切対策せず、ただの「お願い」だけで前回以上の騒動を意図的に起こしたとしか思えないマクドナルドが悪の根元では?マクドナルドが企業としてSDGsを打ち出しているかは知りませんが、日本のSDGsがどれだけ企業パフォーマンスかよくわかります。ゴミもフードロスも減らす気が全くない。紙ストロー使ってる場合じゃないですよ。ガンダムベースでのガンプラの購入制限と同じ。制限をしているだけで、制限する気がない。売れればいいとしか思えない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a2c0db9cd143c766dab6e413c241bc4f35dbccb2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]