事件概要:2025年8月8日、鹿児島県姶良市が大雨に見舞われ、同市で大規模な被害が発生した。断水は約1万7,000戸に及び、被災住民は困難な状況に直面した。湯元敏浩市長(61歳)は、翌9日にフェイスブックで断水対応策を告知する一方、知人からのコメントに返信する形で「冬はカニ食べに視察に行きますね、その時は飲みましょう」といった内容を投稿した。
この投稿が家族に指摘され、湯元市長は削除した。市長は後に「災害のあった時期にするコメントではなかった。軽率だった」と述べ、カニ食べに行くという記載が公務に関連しないことを説明した。
コメント:湯元市長の今回の投稿は、災害直後の混乱と住民の苦しみに対して、あまりにも軽薄で無神経なものでした。市長という公職にある者が、被災地の住民が断水に苦しんでいる最中に、「冬はカニ食べに視察に行く」という投稿をすること自体が、社会的責任を果たす姿勢とは程遠いと言わざるを得ません。このような行動は、災害時のリーダーシップに必要な冷静さや配慮が欠如していることを示しています。
まず、災害時には、迅速かつ的確な情報提供と支援が最も求められます。自治体のトップは、被災者の心情に寄り添い、共感を示すべきです。しかし、今回の市長の行動はそれを無視しており、危機意識の欠如を強く感じさせます。
今後、災害対応においてリーダーとしての姿勢を改めることが求められます。市長に対しては、発言内容を見直し、公務の責任を強く認識し、より適切な行動を取るよう求めます。
改善策としては、まず、災害発生時には市民に対する心配りを前面に出し、個人的な軽率な発言を控えること。また、災害時の対応については、透明性を持ち、住民に常に最新の情報を伝えることが必要です。加えて、公務において自らの発言が与える影響を十分に自覚することが不可欠です。
ネットからのコメント
1、「冬に視察に行きますね。その時はカニ食べながら飲みましょう。」だったら幾分マイルドだったかと思います。なぜカニを目的語にしてしまったのか。。。多分、それがリアルだからなんでしょうね。なんにしてもリテラシーを高めたほうがよいです。
2、豪雨で被害受けた水道や道路復旧させるために暑い中働いてる方々、床上浸水やらで酷い状況に遭われた方、ウチみたいに断水続いて辛抱してる市民たくさんいる。絶対忘れちゃいけないのは土砂崩れで亡くなられた方がいるんだよ。カニを食べに視察しましょうかね?カニを食べるための視察か?県内外から給水車応援もらってる中でさ、まあ随分と無神経で余裕ある市長だったんだな。
公人なんだから慎重な姿勢示さにゃならんのにガッカリだ。危機感ゼロやな。
3、元日本テレビの政治記者を務めていた経歴があり、顔は広いのだろうけれども、どこか他人事として捉えてしまっていたのかも。マスコミ出身者にはよく見かける残念な例だ。
4、「冬はカニ食べに視察に行きますね その時は飲みましょう」過去の視察を徹底的に調べるべきだろ、相手の知人も公的な人かどうかを調べて、公的な人なら同様に
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/fb2c972b0972c7e8cfe27624ffbd4d563299f04f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]