ロシア艦艇と共同航行していた中国艦艇が、沖ノ鳥島の南西約180キロメートルにある日本のEEZ内で射撃訓練を実施した。日本政府は中国側へ申し入れを行ったが、中国外務省の林剣報道官は「日本の懸念は理にかなっていない」と反論。さらに沖ノ鳥島は「岩礁でありEEZを有しない」と主張し、日本側の対応を批判した。

今回の問題は、単なる外交上の言い争いではなく、海洋秩序と国際ルールをどう維持するかという重大な問題である。自国の主張だけを前面に出し、相手国の安全上の懸念を「理にかなわない」と切り捨てる姿勢は、地域の緊張を高めるだけだ。特に軍事艦艇による射撃訓練は、周辺国に不安を与える行為であり、透明性や事前通報の重要性を軽視してはならない。
問題の本質は、海洋活動に関する共通ルールがあっても、それを各国が都合よく解釈しようとする点にある。
解決には、第一に軍事訓練の情報共有や事前連絡体制を強化すること、第二に国際機関や第三者を通じた法的協議の場を活用すること、第三に偶発的衝突を防ぐための海空連絡メカニズムを整備することが必要だ。
力を持つ国ほど、責任ある行動が求められる。海は一部の国の都合で支配する場所ではなく、秩序によって守られる共有空間だ。ルールを守る国こそ信頼を得るのであり、威圧や一方的主張では長期的な安定は築けない。
ネットからのコメント
1、これは沖ノ鳥島のレアアース等の資源を軍事的に取りに来ることを想定したほうが良さそうです。尖閣と同時奪取にも警戒しないといけませんね。米国がイランに手を取られている隙を狙ってくる可能性を考えて、ウクライナなどとの軍事技術共有や協力が大事になると思います。それも、このように理屈が対話で通じないようですので急ぐ必要がありそうです。
2、EZZ内での実弾射撃訓練自体は否定していませんね。しらばっくれて否定するかと思ったのですが、日本が明確な証拠を持っていると考えて、赤っ恥を避けたのでしょうか。
自衛隊員の懸命な業務推進と安全保障に関する強化がものを言うと言うことでしょう。それなのに、自衛隊員を貶めたり、安全保障の強化を批判したりする野党やメディアは、どこの国のために働いているのでしょうか?
3、国際的に認められたEEZ内での他国の船による射撃訓練の何が合法なのでしょうか?それに対する懸念の何が違法なのでしょうか?理にかなってないというならその筋道を主張するべきでしょう。こうこうこういう理由とこういう条約によって合法であると説明するべきでしょう。一体何を言っているのか自分には理解が出来ません。
4、「力による一方的な現状変更の試み」は、それを「力によって阻止する」以外に、効果的な方法を見出すことは困難である。沖ノ鳥島では、排他的経済水域を守るための活動拠点として、港湾施設の整備が進められている。 この計画を加速させると同時に防衛拠点化も視野に入れ、日本の施政権をいっそう揺るぎないものとして確立することが期待される。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c2a58027f0ea8b598e524f787edd106ddee58bc6,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]