8月18日、長野県八ヶ岳連峰天狗岳にて、千葉市の84歳の男性が登山中に疲労で動けなくなり、19日未明に救助されました。男性は2人パーティで登山しており、午後7時過ぎに同行者が警察へ救助を要請。救助隊員と地元の遭対協が8人体制で対応し、男性を背負って下山しました。午前0時半に救急隊に引き継がれ、病院へ搬送されましたが、けがはありません。
長野県では山岳遭難が続いており、県警は適切なルート選びや計画の重要性を注意喚起しています。
無事に救助されたことは幸運かもしれませんが、今回の事件はもっと大きな問題を浮き彫りにしています。高齢者を含む登山者の安全管理が不十分であることが多く、この事態を他人事としない姿勢が求められます。現代社会では、趣味としての登山が人気を集めていますが、個人の体力や経験、天候変化を軽視してしまうケースが増えています。まず、適切な登山企画が最優先です。特に高齢者の場合、登山前に健康チェックを行うことが重要です。さらに、一般の登山者には教育プログラムを提供し、体力に見合ったルート選びや緊急時の対応を学ぶ場を設けるべきです。そして、技術向上のために登山ガイドの利用を推奨し、責任ある登山を促進します。登山は心身を豊かにしますが、それは自己を過信して、危険を冒してから実感するものではないのです。
適切な準備と反省が欠如しているなら、ただの自己満足に過ぎず、自然の素晴らしさを真に享受することはできません。
ネットからのコメント
1、天狗に登る最短ルートとは言え年齢的にも季節的にも厳しいはず。最近高齢者や経験不足な人が自分の技量、体力と向き合わずに行動不能からの安易な救助要請が多すぎる。疲労で動けないなら動けるようになるまで休む、それでもだめなら一晩ビバーク。そういう前提で準備するのが鉄則。それも不安なら登っちゃいけない。行きたい山じゃなく、行ける山。安易な救助要請を防ぐ意味で、本来必要のない救助要請なら有料化を検討する時期だと思う。
2、84歳でこの夏の最中に本格登山って、いくら登山経験豊富で自信があったとしても…って思ってしまいますね。いくらお仕事とはいえ、救助する側も命懸け。背負って下山っていくら体力があっても過酷すぎる。見込みの甘すぎる計画で救助を要請した人には、費用をそれなりに請求する制度にした方がいい。高齢化・少子化でますます救助する側の人手も不足すると思うし、気軽にお安く救助をしてもらえる時代じゃなくなってくると思う。
3、疲労で動けないだけなら休憩してから下りてください。って断って良いよ。それで逆ギレとかしてくるようなら『それだけ元気があるなら大丈夫ですね』って。この手の遭難がニュースになっちゃうから『山で疲れたら助けてもらっちゃおう』って考える人が少なからず居ると思う。
4、ある自治体では救急車利用が症状によっては有料となった、私も登山をするがその制度を登山事故に当てはめても良いと思う確かに事故や遭難の場合には救助は当然の事としても今回の様な疲労で動けないとか資材や飲料食料の不足等での遭難は有料にすべき今回は80代で登山で疲労で動けないなんて当たり前の話しで、自分から山に入って疲れたが通るので無く、行ける山に行くのが筋と思う
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/55de80a51ecc22f5d2576662f9470976bfc71397,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]