3月、東京都江東区で警察官が令状なく97歳の女性の住居に侵入し、女性を連れ去る事件が発生した。女性は行方不明のままであり、その住居からは多額の金銭が失われている。背景には、女性の財産管理を巡る江東区社会福祉協議会(社協)とのトラブルがあった。社協職員が女性の財産を無断で管理し、定期預金の証書を保持していた。女性の家族が社協との契約解除を求めたが、なんらかの後ろ暗さからかかなわず、家族は女性を避難させようとした矢先の出来事だった。
事件に関して、社協と区役所、警察はいずれも詳細を明かさず、問題は未解決のままである。
この事件は明らかに制度の問題を露呈している。警察が令状も示さず住宅に侵入し高齢者を連れ去る行為は、民主主義国家における法治主義の根幹を揺るがします。まず、警察の行動は個人の自由と権利を侵害するものであり、法的な手続きを無視していたことが重大な問題です。さらに、高齢者の財産管理を悪用した社協の不透明な対応も、不正の温床となり得る制度の欠陥を示しています。
この状況を改善するためには、まず、警察の透明性と説明責任を徹底させる法的枠組みの強化が必要です。
次に、社協などの福祉団体に対する厳格な監査体制を導入し、不正や不適切な管理がないか常にチェックする仕組みを構築することが求められます。そして、成年後見制度の悪用を防ぎ、真に高齢者の利益を守るための法改正も考慮されるべきです。権力乱用がこのような事件を引き起こしたことは、日本社会のあり方を問い直させる由々しき事態です。公的機関は個人の権利を守る存在であるべきで、その責務を再確認すべきです。
ネットからのコメント
1、警察もヒマではない。97歳の高齢女性連れ去っても、介護費用などを考えたらデメリットしかない。世の中には介護疲れなどで高齢者を連れ去ってほしい人もいるかもしれんが。あまりに一方的な報道姿勢であり、メディアの信頼感を損ねてしまう。警察には取材したのか?
2、社協は、どこの市町村でも胡散臭い存在だ。たいてい地元の議員がバックについており、図書館や公民館の一室を強引に借り上げ、そこを拠点に活動する。活動の成果は議員のものとなり、次回選挙の宣伝に使われる。
議員がバックについているため、社協のスタッフも横暴に振る舞う人が多い。記事のような事件が起きても不思議ではないと思う。
3、警察、社協、区長、家裁が出てきて問い合わせても個人情報で回答出来ないし令状案件でもないなら典型的な高齢者虐待や避難措置のパターンだと思うのですが、事実認定が一方の言い分のみで不十分なのに区長の名前公表しているしこんな偏った記事で大丈夫なんでしょうかシェルター避難した被害者はそりゃ加害者側から見れば行方不明だし何処に相談したって教えて貰えませんよ
4、よくもぁこんな一方的な話書くよな高齢の母親を公的機関が保護した話にしか見えない役所にしろ警察にしろ高齢者虐待として捉えて動いただけなのでは?要はこのまま母親の面倒を娘に見させるのは危険と判断したんでしょう
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/494a267a56ce8fef074654a921824d2ec5f7dbd3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]