ミニストップの一部店舗において消費期限偽装が発覚しました。主に大阪を含む7都府県の23店舗で消費期限の改ざんが行われ、具体的には店内調理の弁当やおにぎりが対象でした。偽装は主に調理後1〜2時間ほど経ってから消費期限ラベルを貼ることで期限を延ばす方法と、古いラベルを貼り替える手法が用いられました。発覚は第三者機関の抜き打ち検査によるもので、健康被害の報告はないものの、店内調理の食品は現在販売停止中です。
本社は組織的不正とは見ておらず、緊急調査を進めています。
食品業界における信頼の失墜は消費者の安心を脅かし、生活の根幹に重大な影響を与えるものである。ミニストップが消費期限偽装問題を一部店舗に限定された不正と述べつつも、その影響は全国に広がっている。そもそも、偽装が行われる背景には店舗の営業圧力や廃棄コストの問題が存在する。企業は、消費者の信頼を取り戻すために迅速かつ透明性のある対応が不可欠だが、これを行う手順としてはまず、徹底した調査結果の公表と関係者への処分を明示することが第一である。次に、食品安全管理システムの強化と監視体制の再構築が求められる。さらに、社会全体で食品ロス削減へ向けた取り組みを促進し、廃棄圧力を緩和することも有効だ。これまでの経営方針と利用者に対する信頼がどれほど脆弱であるかを認識し、進化を遂げる契機として活用すべきである。
この問題が示すのは、企業の責任が貨幣価値ではなく人間の健康と安心の提供にあることだ。
ネットからのコメント
1、近くのローソンは16時くらいから弁当類を半額で販売してるから夜ご飯にちょうどいいミニストップが値引きしてるかは知らないけど、廃棄にするくらいなら値引きして売ってくれた方が消費者には嬉しいはず
2、コンビニにおける店内調理のリスクですよね。セントラルキッチン方式では、出荷時にラベルが貼られているので、各店舗では貼替に使えるラベルなんて存在しませんが、店内調理ではラベルは新しい物を印刷し直せば作れますので、魔が差せば簡単に行えますから。今回はおにぎりでしたけど、弁当や総菜パン等でも店頭調理で販売しているコンビニは多いですから、緊急で調査に入る所も出て来るでしょうね。
3、消費期限偽装・・これは致命傷になりかねない事案です。悪質な場合、保健所から営業停止処分も十分考えられます。コストがどうのこうのの問題ではありません。消費期限の設定が間違っていた場合、(消費期限は売る側が設定するもので、店舗側が期限の根拠がある事が条件)例えば、作ってから8時間以内を最初から9時間に、最初から変更するのは許されますが、張り替えなどは許されません。
店舗経営者は何を考えているのか。
4、まぁ、消費期限を伸ばしたり、ロスを減らしたりって言う気持ちはわからなくはないんだけれども、明らかに貼り間違いとかじゃなくて、意図的な改ざんって言うところですからね。なんだか反省と言うよりも、バレちゃってすいませんでしたっていう感じに聞こえてしまう。本当に残念だと思いますけれども。こういうことをやっていると、1番大事な信用を失うことになりますよ。今後、ちゃんとやっていても、前もやってたからねと言う目でどうしても見られるので、これから長い期間をかけて、信用回復に努めてほしいと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/99387c373bf4a8ac277eca2e826659ab3956131b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]