大阪府教育委員会は8月1日、府立高校の男性教諭(26)を減給1か月(10分の1)の懲戒処分とした。理由は、昨年11月の三者面談で女子生徒に対し「このままブサイクでいいのですか」と発言したことに加え、体育や持久走の授業中にも「顔に当てたれ」「こんなやつと誰が付き合うねん、クソブス」などの暴言を繰り返していたため。事案は他の生徒の保護者からの通報で発覚。
教諭は「強い言葉で指導しようとした」と弁明したが、生徒や保護者の信頼を著しく損なった。
26歳の教員が「指導」の名の下で女子生徒を公然と侮辱し続けたことは、教育の根幹を揺るがす異常事態だ。人格を否定する暴言は、単なる失言ではなく心理的暴力であり、教育の場で最も避けられるべき行為だ。
問題の本質は、教員の資質チェックが形骸化し、学校内における生徒保護の制度が機能していない点にある。また、生徒の弱い立場に便乗してパワーハラスメントが日常化している可能性も否定できない。
改善にはまず①教員採用・研修制度における倫理教育の徹底、②生徒・保護者からの匿名通報制度の整備、③加害教員への再教育プログラムの義務化が必要だ。
未来を築く場である学校が、生徒を傷つける場所に変質してはならない。権力を持つ側にこそ最大の倫理が求められる。
それが果たされぬ教育は、暴力と変わらない。
ネットからのコメント
1、これで減給1か月なのも公務員の異常性を感じる。民間企業なら、左遷か解雇だよ。こういう発言で他の生徒をいじめている生徒を指導・注意する側の立場の教師が、このような生徒の容姿や人格を否定する発言を平然と行っている時点で、教員免許剥奪レベルの愚行だと思う。それを減給1か月って処分も異常すぎる。暴言を吐かれた生徒は一生ものの傷を心に負っているだろう。余罪もあるようだし、ちょっとこの教員の継続には疑問を感じる。
2、これ、教師による生徒いじめじゃないの?減給1ヶ月の処分で済ます大阪府教育委員会の感覚が分からん。この教師、生徒に反論されたら“俺とお前では立場が違う”とまで言ってのけたんだよね?教師と生徒では生徒の方が立場が弱い事を分かっている上での発言でしょ。この教師、減給処分だけでそのままこの高校に残るのかな?だとしたら当該生徒は、今度はこの教師から陰でいじめられる可能性もあるんじゃないの?この教師は教育者として不適格だと思う。自分の立場を悪用して弱い者いじめする人間が適格者だとは思えない。
3、生徒の外見を誹謗中傷しているにもかかわらず、減給1カ月だけの処分って、「どんだけ甘いんだ」ってことだな。 民間企業なら、こんな事案は完全にハラスメントに該当し、「降格・異動・左遷」、また場合によっては「解雇」をも検討される事案。こんな教師、はっきり言って「どんな神経してるんだ」って疑いたくなるし、明らかに教師不適格だろ。 「二度と教壇に立たせるな」とまで思うが、現実は減給1か月だけなので、今後も被害者が出る可能性も高いんじゃないかな。
4、教師を辞めるべき。心底向いていない。強い言葉とかどうとかじゃなくて、明らかに悪意を向けてる。たった1ヶ月の減給で反省なんて出来るはず無いし、そもそも教師になるべきじゃない人間だと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c524f575adac071289aae29f84a3169cad365460,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]