事件概要:
2025年9月1日、東京都墨田区の横網町公園で関東大震災(1923年)の犠牲者を追悼する式典が行われるが、東京都の小池百合子知事は朝鮮人虐殺犠牲者に対する追悼文を2017年以降9年連続で送らない意向を示した。関東大震災当時、「朝鮮人が井戸に毒を投げた」などのデマが流布され、数千人とも言われる朝鮮人が殺害された。
この式典は日朝協会東京都連合会らの主催で毎年開催され、歴代都知事が追悼文を送ってきたが、小池氏は「全ての犠牲者に哀悼の意を示してきた」として、特定の追悼文を控える姿勢を繰り返している。
コメント:
東京都知事が9年連続で、関東大震災時に虐殺された朝鮮人犠牲者への追悼文を送らないという判断は、あまりに異常である。歴代の都知事が続けてきた追悼の姿勢を頑なに拒むことは、過去の加害の歴史を軽視する態度にほかならない。事実として、無数の記録と証言が、当時の流言飛語に基づく集団虐殺の存在を証明している。これを「さまざまな研究がある」と曖昧に濁すのは、公職者としての責任放棄に等しい。
問題の根幹には、「曖昧にして忘れさせる」という日本社会の歴史否認の風潮がある。
都知事の態度はその縮図であり、公的な場での明確な記憶の継承が意図的に避けられている。
具体的な解決策として、①都として正式に朝鮮人犠牲者に関する調査報告書をまとめ、事実を記録として明記すること、②追悼式典への公的支援を強化し、歴史教育の一環として広く周知すること、③他の差別事件との連続性を明示し、包括的な差別対策を進めることが急務だ。
歴史に向き合わず、誰も傷つけたくないという理由で加害の記憶すら閉ざす社会は、再び差別と暴力を繰り返す。真の共生とは、痛みに正面から向き合うところから始まる。
ネットからのコメント
1、歴史って、調査による事実の積み上げ、検証で確立されて行くものだと思っていましたが、日本(アジア)では少数の証言や感情論で一方的に確立されるものなんですよね。その信憑性が問われます。また、歴史を政治問題化するのはどうかと思います。
2、議員定数の削減をすれば日本共産党、社民党という国政政党が消滅する可能性が大なので是非やって欲しいね。選挙で自分達と真逆の考えを持った政党などの演説会場などで暴言、暴力を浴びせる団体の構成員、支援しているのもこれらの政党である。
3、共産党、社民党、立憲民主党らはこの手の問題を政治闘争に利用した結果が今の議席だといい加減に理解したらどうか?朝日新聞らが分断を煽っているが分断の元はこの手の政党なんたよね。
4、小池百合子にはなんら責任はなく、東京都にも責任はないわれわれ都民にもなんら関係のない話そして追悼の意を表明するかしないかは個人および団体の自由追悼の要求は基本的人権の侵害にならないのか?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/953d14ab6e3529ff9d278a950abc4fbac9f916a2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]