事件概要:
近年の夏の暑さにより、お弁当の食中毒リスクが増加しています。特に、持ち運びされるお弁当には注意が必要です。卵はサルモネラ菌が付着する可能性があり、加熱が不十分だと菌が残ることがあります。生野菜(特にレタスやきゅうり)は水分が多く、食中毒菌の温床になりやすいため、避けるべきです。
さらに、炒飯や炊き込みご飯などは、具材が水分を多く含むため、常温での保存は危険です。セレウス菌による「チャーハン症候群」やウェルシュ菌による食中毒も心配されます。煮物やサラダなども、夏の暑さでは食材が傷みやすく、特にポテトサラダは避けるべきです。お弁当を安全に持ち運ぶためには、加熱処理と冷蔵保存が不可欠です。
コメント:
夏の食中毒のリスクが増す中で、私たちは日々の食材選びと保存方法にもっと注意を払うべきです。特にお弁当のように常温で長時間放置される食品においては、食材や調理法、さらには保存方法に至るまで、慎重な配慮が求められます。卵や生野菜の選び方、さらに炒飯や煮物の取り扱いに対する正しい知識が広まれば、食中毒のリスクを減らせるはずです。
学校や職場など、夏の昼食において食中毒を防ぐためには、適切な保存方法や食材の取り扱いが重要です。また、気温が高い時期にお弁当を作る際には、冷却剤の使用や温度管理を徹底することが、健康を守る一歩となります。
ネットからのコメント
1、批判も多いでしょうが、私は暑い時期の子ども達のお弁当をやめました。ただでさえおかずの品目に悩んでいたのに、暑さのせいで普段より食中毒の心配をしなきゃいけない。保冷剤をガッツリ入れて持たせると荷物が増える。子ども達と話し合って、暑い時期は割高でも購買の利用や保存がしやすいパン等になりました。
2、チャーハン症候群の所は釈然としない。セレウス菌が穀物などにも広く存在する菌なので危険と言うならば、そもそもご飯自体がダメではないか。おにぎりにしたって一緒。その後の書き方にしても上手くない。「お弁当を作ったらすぐに冷やして菌が繁殖しないようにする」という当たり前の事を書くだけでいいのに、何故かうどんそばそうめんに限局するような書き方。
3、日本はお弁当文化がとても大切にされてるけど、温暖化で猛暑当たり前になってしまったことを考えても、夏季のお弁当は推奨されない方向に変わっていくしかないのかもしれないね。
もりっもりに盛り付けられ、蓋も閉まらないんですーなお弁当見ると、例えば職場に冷蔵庫も電子レンジもあるというところならもっていけても、食べるまで教室で室温管理、電子レンジ使用無しで食べる想定の学校とかだと、いくらエアコン入ってますーな室内でも危ないよね。文化も変わっていかないといけないよね。
4、読んでると内容がスーパー、コンビニで販売されてるお弁当だな。衛生管理、温度管理された輸送、添加物、保存料が結構含まれる、販売時点で室温、販売場所の温度が管理されてるから成り立つけど家庭のお弁当にはこれらは成り立たないと考えると気を付けなきゃいけないなと思うな。販売されてるお弁当に入ってたから入れよう感覚は危険ですね。夏のお弁当は保冷剤、保冷バッグは必須だし。今や常温は高温。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9f26d98ecfb14cb5fceac1ed38b8a5146f75abbf,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]