自民党の森山幹事長は2025年8月1日夜、臨時国会召集当日に、日本維新の会の遠藤前国会対策委員長と都内で会談しました。自民党の坂本国会対策委員長も同席し、会談は自民側からの呼びかけで実施。党内情勢の意見交換に加え、衆参両院で“少数与党”に陥る状況を踏まえた今後の国会運営や連携についても議論されたとされます。また、維新内では「副首都」構想の実現を視野に、与党との連立を検討すべきとの声も上がっています。
もはや「政策の一致」などという建前は通用しない。この会談は、民意によって“少数与党”となった自民党が、政権延命のために維新を取り込もうとする露骨な動きに見える。政党間の連携は、政策協議の結果として生まれるべきものであり、議席数を補うための便宜的な接近は、民主主義の本質を損なうものだ。
最大の問題は、選挙で表れた民意を真摯に受け止めるどころか、数の力で再び国会を支配しようとする姿勢だ。これは制度の設計ミスではなく、政治倫理の劣化だ。
解決策として、①連立交渉の透明化と記録の公開、②国会での野党連携を含めた政策討論の義務化、③議会運営における少数意見の尊重ルールの明文化が急務である。
国民が選んだのは変化であり、数合わせの継続ではない。理念なき接近に喝を入れなければ、政治はますます劣化するだけだ。
ネットからのコメント
1、維新と連立組まして、森山は幹事長辞めても維新との連絡役を担って自民党内の実効支配を続けるつもりかな?維新ももう連立入りの野望を隠さなくなったし、選挙で支持を得られなかった奴らがどんどん集まって政権を担うのは国民にとって地獄過ぎる。
2、大阪府民です。自公と維新の連立に危機感を持っております。親中党が連携して、大阪を中国町にしようとしているのではないかと思えます。参院選挙も維新は無しです。橋本氏の影響があるのかは不明ですが、設立当初の維新では無いと思います。野放しの外国人問題を早急に規制して頂けたら、また維新の応援できるかもしれません。
3、維新は予算案にも賛成しており、政権入りすれば自民・公明・維新の連立で衆参ともに政権は安定する可能性があります。ただ、維新は都議選で全滅し、参院選でも関西以外の選挙区で全滅し、比例得票数も大幅減の関西ローカル政党になりつつある中、政権参加は生き残るための現実的な選択肢として検討されているのでしょう。ただし、有権者の見方は別だと思いますし、自民・公明・維新といった既存政党が次の衆院選で議席を伸ばせるとは思えず、衆院選がとても楽しみですね。
4、維新の会が党利党略で自公と組もうと、それは勝手です。しかし、石破政権とは連立は無いと言っていた前言はどうなるのか疑問です。しかも、企業団体献金禁止を以て柵のない政治を標榜している維新です、整合性のある説明責任が問われると思いますね。是々非々という態度には、国民の利益に立脚したものなら有権者は納得するでしょうが、政党間の都合で簡単に前言を撤回する態度に有権者の合意は得られないと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/70a61c0b8a0160cb1c28562dd5b4f4377fa926d2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]