中日ドラゴンズは8月1日、マツダスタジアムで広島と対戦し、1-3で敗れた。中日は6回裏、1点リードの場面で二死一・二塁のピンチを迎え、外野陣が前進守備を選択。しかし、広島・小園海斗の打球は左翼の頭上を越える適時二塁打となり、逆転を許した。解説陣は、継投自体は妥当としつつも、外野のポジショニング判断を問題視。セオリーとは異なるリスクの高い守備位置が敗因の一つとして指摘された。
中日の今回の敗戦は、まさに“勝ちに行く采配”が裏目に出た典型例だ。継投は計算通りでも、外野の前進守備という判断は、場面の状況とリスク管理に欠けた選択だった。1点リードで二死一・二塁、通常なら後ろに守るべきセオリーがありながら、ポテンヒットを恐れるあまり基本を崩した。これはベンチワークにおける“守り切る野球”への過信であり、短期的な成果を狙うあまり、大局を見失った証拠だ。再発防止には、①ケースごとの守備位置判断に関する再検証と共有、②情報に基づくシミュレーション強化、③ベンチの意図を選手に伝える明確な基準づくりが必要だ。采配一つが勝敗を左右するプロ野球だからこそ、勝負勘よりも冷静な判断基準が問われる。セオリーには意味がある、それを軽視した代償は大きかった。
ネットからのコメント
1、セオリーもそうだし、小園の勝負強さや毎回どんな打球になるか。
外野を越えてフェン直になるような打球が多いと思う。確率でいっても何処で守った方がいいか簡単にわかるはず!勝負に出るような難しい判断でも無い!井上が動くと負けるそんな試合だった。
2、6回でしかも1塁、2塁で外野の前進守備はリスクの方が高い。勝負を賭けたと言えばそうなのかもしれないが、外野を抜かれたり越えなければ同点止まりでまだ攻撃は可能。確かに得点力はあまり高くないが、複数点ならしんどいが1点なら取れる力は十分ある。この前進守備は打線は点が取れないのであまり信用していないという監督の思いが伝わるので色々な意味で良い采配とは言えないように思う。
3、井上野球を見ていると、送りバントの多用、イニング途中での投手交代、2〜3点差でも守備固め等々、シーズン序盤からずっと優勝争いしているような戦い方に見えます。3年連続最下位からのチームで失う物は無いんですから、もう少し監督自身が使ってる選手を信頼した采配をしてもいいのでは?と思ってしまいます。
4、外野前進。小園のレベルなら内角に来るのがわかった上で強振。
結果、どうなるか。定位置でよかった。定位置でも取れた。まだ中盤だからそこまで守りを強調する必要もなかった。繰り返すが3番で勝負強い。打たれた瞬間、だれもが腑に落ちない守備位置と思った。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e02e7aeb8e44aca527889996287f1bdd9cc8688b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]