事件概要:
2025年7月28日、参院選で与党が過半数割れとなったことを受け、自民党内で石破茂首相の退陣論が急浮上。衆院選でも過半数割れを喫していたにもかかわらず、石破首相は辞任を拒否。これに対し、日本維新の会の吉村洋文代表が8月2日、テレビ番組「正義のミカタ」に生出演し、「責任を取らないのはおかしい」と厳しく批判。
党内でも8割以上の議員が退陣を求める中、政策推進力の欠如が問題視されている。
コメント:
選挙で与党が連続して過半数を失いながらも、首相が責任を取らず留任し続ける姿勢は、国民の政治不信を一層深めるものだ。特に衆参両院での敗北は偶然ではなく、政権運営に対する明確な民意の表れである。にもかかわらず、内部で8割の退陣要求が出ているにも関わらず現職に居座る姿勢は、もはや正常な民主主義の機能とは言えない。
本質は、政党内のガバナンス不全と「責任ある政治」の形骸化にある。党首の進退を一任する文化が、結果責任の放棄を正当化している。信任なきリーダーが居座れば、政策は停滞し、国家運営に混乱をもたらすだけだ。
解決策としては、①選挙敗北時に自動的に信任投票を義務化する制度、②政党内に独立した倫理委員会を設置し、リーダー交代を促す仕組み、③有権者によるリコール制度の対象拡大など、制度的な歯止めが不可欠である。
「責任なき政治」は腐敗の温床だ。結果を出せない者が地位に固執する社会が、どれだけ若い世代の希望を奪っているか。今こそ、政治の再起動が求められている。
ネットからのコメント
1、てっきり石破談話を出してそこから退任するのかかな?と思っていたけど、『めでたく』談話を出さないと言ってくれたから正直ホッとした。では一体何がしたくて留任しているのか?左派政党支持者から『石破やめるなー』と叫ばれて信任を得ている気分になっているのか?何にせよ、責任も取らずに相反する政党支持者から支持されている総理大臣は異常だと思う。国益を損なうだけだから早急に退任頂きたい。
2、吉村さんは、どうして責任を取られないのですか?周りの人を切ってるということは、代表に責任があるのではないですか?反橋下・吉村氏でもある松井氏に、このままでは党が消滅すると批判された時に、僕にも責任があると言われてた、その上で選挙でも結果が出なかったのであれば、吉村さんに責任があるのではないか?3連敗してるのは、吉村さんも同じですよ。
3、過去に、参院選や都議選で敗北した歴代首相に対し、先頭に立って辞職を迫り「私だったら速攻退任する」と豪語していた石破氏が、政権選択選挙である昨年の衆院選で負けても居座り、さらに都議・参院で負け続けても、「国難」などと理由をつけて続投するのは「恥」としか言いようがありません。
支持が伸びずに、不信任を出せない立憲の立場を見透かしているのでしょうけど。
4、大阪府民です。吉村さんや維新に対して思うことは大いにあるのですが、それを横において今回の吉村さんの言葉は正論です。石破さんには総理になりたいなら退陣して総裁選に出れば良い。しがみつくのは現在の国政の停滞をまねいてます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1b1ef96185abbc4cffcce7cd93f81f77d2835011,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]