10月19日のBS朝日の討論番組「激論!クロスファイア」で、ジャーナリストの田原総一朗氏が自民党の高市早苗総裁に対し「死んでしまえと言えばいい」と発言し、BS朝日はこれを受けて厳重注意を行ったことを21日に発表。番組は立憲民主党の辻元清美参院議員や社民党の福島瑞穂党首との議論の場で、辻元氏が高市氏の政治的な背景や努力を称賛する一方、福島氏が選択的夫婦別姓やジェンダー平等に関する高市氏への批判を展開。
田原氏の発言を受け、番組内で辻元氏が注意を促したが、田原氏は対立を続ける姿勢を示しました。
田原総一朗氏の発言は、公共の電波を使うメディアにおける発言として非常に問題があります。彼の過激な言葉は、討論の場における健全な議論と批判的思考の促進を阻害します。まず、メディアは情報の中立性を保ちながらも、視聴者に対し偏見のない情報を提供する責任があります。田原氏の発言はこの責任を逸脱しており、メディアの信頼性を損ないます。解決策として、公共の媒体における発言者の倫理向上、放送局による厳密な監視体制の強化、視聴者絵の透明で公正な情報提供のための基準の設定が必要です。この事件は、個人の権威が公共の場でのコミュニケーションの質にどう影響するかを考え直す機会であり、倫理と責任を考慮した議論こそが、想像性と理解を深める鍵となることを示しています。
ネットからのコメント
1、この発言が厳重注意で許されるなら何言ってもいい、言ったもん勝ちになり放送倫理崩壊だし、いわゆる言論テロを容認しますと言っている様なもの。確かに高市さんと田原さんの間には思想信条の違いがあって相容れない間柄であるにせよ、これは超えてはならないデッドライン、かつてのフワちゃんのやすこさんに対する発言で永久追放同然の現状を見たって厳重注意レベルの話ではない。
2、名誉毀損レベルなのに単に厳重注意だけで済ませる。これが今のマスコミの甘えの体質だと思います。これが自民党や維新の議員が発言すると『辞職レベルだ』『議員資質が問われる』と鬼の首を獲ったように大報道になると思います。もし『彼(田原氏)はテレビ界の大御所なので……』という気持ちで咎めようとする気持ちがあるなら、代わりにテレ朝の報道免許の取り消しや業務改善命令を発出しても良いレベルだと思います。
3、まず放送局の処分には階層があり、「警告→厳重注意→出演停止→契約解除」という手順を踏むのが慣例。外部機関(BPO)や司法判断が入らない段階では、まず内部処分にとどめるのが一般的。
次に、発言が感情的でも「刑法上の暴力教唆」には当たらない可能性が高い。つまり「不適切」ではあっても「違法」ではない。そのため、即時の降板や訴訟に踏み切る法的根拠が弱い。さらに放送倫理上、メディアには「表現の自由」と「萎縮防止」の義務もある。処分を重くしすぎると、番組全体の言論活動を萎縮させるリスクがあるため、まず内部で是正措置を取るのがセオリーだ言葉には刃がある――そのことを一番知ってるはずのベテランに、あえて“軽く叩く”ことで社会的反省を促す。……でもね、その一言が、世間の心にはもう深く刺さってるんだ。
4、これ、見ていましたけど、辻元さんと福島瑞穂さんと、片山さつきさんの三人の女性たちが、高市さんの過去の発言や、外国の女性党首達の発言などを色々と引用しながら、これから高市さんはどうして行くべきか?とか自分の場合は、こうだとか、真剣に議論されていて大変面白くて、あのしっかり者の女性たちが夫婦別姓のことなどを自分の経験から話をされておられた。そこへ、田原さんが話を割り込んで来て、過激な発言を何度か繰り返してきた。
要するに、あの活発な女性たちの議論に入って行くには、過激な発言をしなきゃ入れない雰囲気があったんだと思うけど、視聴者からしたら、女性たちが面白い発言をして盛り上がっているのに、余計なおじさんが間に入って来て邪魔するので不愉快に思えた。田原さん、ご自身の感情コントロールが難しい感じでした。もうテレビに出て発言することは控えた方が良いかもしれないですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c60a048caf797e01d68ca3e8f4f4bea121f4f652,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]