高市政権の船出に伴い、日本維新の会が求める政策の議論が活発化している。衆院議員定数の削減や副首都構想が焦点となっており、維新の吉村代表は大幅削減の必要性を訴えている。しかし、比例代表の削減に懸念もあり、小政党が質の高い国会の声を失いかねないと、参院選比例選で初当選した安野貴博党首は危惧を示した。自民党も慎重な議論を求めており、逢沢一郎議員は与野党での丁寧な議論を主張している。

一方、維新の副首都構想は大阪都構想を前提としており、自民大阪府連の幹部が反発するなど、更なる議論が必要だ。国民民主党の与党入りや野党共闘による政権交代が不実現となり、連合東京の斉藤千秋会長は政権交代のチャンスを逃したと悔やんでいる。

維新の看板政策である議員定数削減と副首都構想の議論には、懸念と期待の声が混在しています。議員定数削減については、少数派の声が政治に反映されづらくなる懸念がある一方で、無駄な税金の削減を期待する声もあります。また、副首都構想に関しては、大阪都構想を前提とした地域利権の偏りが問題とされています。政策提案には、社会の多様な意見を取り込むための工夫が必要です。小政党の声を守るための議論を進めつつ、税金の有効活用を目指し、政治の透明性を向上させる取り組みが重要です。

地方の利益が公平に分配されるように、地域の声を拾い上げる制度改善が求められます。議論を進める際、社会の多様性を考慮したバランスの取れた政策立案が不可欠です。これらの改革が実現されれば、政治が一層公正な形で進化することが期待されます。

ネットからのコメント

1、国会議員も身を切る改革で定数を削減をして消費税減税などの物価高対策と真面目に働く労働者が所得が増える政策は急務である。高校授業料無償化を巡り授業料を助成する就学支援金を外国人学校は対象外としたのは良い。加えて日本へ移住してくる外国人も急増していてこのまま安易に受け入れてたら大変な事になる。違法外国人生活保護や保険料を納めてない外国人の医療保険は取りやめた方が良い。日本はスパイ規制法など海外からの侵入を厳しく取り締まる法律も制定した方が良い。

2、定数削減っていつから維新の一丁目一番地になったんですか？3日前まで聞いたこともなかったです。しかも、企業団体献金規制強化や中選挙区制復活の議論もないため根本治療にもなっておらず、第三野党以下の民意を削減するだけになっている。

これができないと経済政策も改革もできないという吉村氏の発言も論理的ではないし、経済政策や企業団体献金規制強化ができないことによるすり替えの議論だと思わざるを得ない。

3、議員定数を削減すると少数意見の切り捨てにつながるので慎重にという意見があるなぜ議員定数を減らそうという議論が起きているかと言えば歳費の使い過ぎ、要は無駄遣いを減らそうという事なので議員定数を削減せずに全員の議員報酬をぐっと減らせばそれで良い議員報酬の他にも議員宿舎や機密費等々お金に係る諸々を正してもらいたい

4、食品の消費税２年間の凍結は財政規律や今後の積極財政による予算投入を思えば正直な話、現実的ではない。定数削減は選挙区の「ゾンビ復活議員」を阻止する意味でも比例を中心に行う。選挙区における削減では地方選挙区が更なる定数減や隣接区との合併になる。比例の定数削減の方が理に適っている。また選挙区に出馬する候補者の比例併用は廃止するべき。副首都構想は将来的に東京の震災被害を想定した一時的な機能移転準備は必要であり、その為の基盤整備という観点では充分に説得力はある。