仙台育英高校は、全国高校野球選手権3回戦で沖縄尚学と対戦し、延長タイブレークの末に5-3で敗れました。試合は17日に行われ、エースの吉川陽大投手(3年)が10回まで奮闘し、3失点10奪三振を記録しましたが、11回に力尽きて負けました。吉川投手は打席に上がる時には涙を流しており、「打力に自信のない自分を送り出してくれた須江先生への感謝と仲間の顔が浮かんでいた」と語りました。
敗戦後には、女房役の川尻結大捕手(3年)と最後のキャッチボールを行い「お前は泣くべきじゃない」と慰められました。川尻捕手はこの試合で3安打3打点を挙げましたが、春にはけがをしており、吉川投手には「またいつかバッテリーを組みたい」と伝えました。
今回の試合は仙台育英の選手たちにとって大きな挑戦でした。吉川投手は最後まで懸命に投げ続けたにもかかわらず、結果を出せずに終わったことで自分を責めています。しかし、その努力はチームにとって大きな価値がありました。どんなに頑張っても時には結果が伴わないことがありますが、そこで感じる悔しさや悲しみはすべて成長のための糧となります。川尻捕手の言葉は、吉川投手を励まし、彼の価値を認識させるものでした。私たちも同様に、失敗や困難に直面した時には、それが人生の重要な一部であることを受け入れ、前向きに次のステップを考えるよう努力しましょう。
未来に向けて新しい目標を設定し、一緒に歩んでいく仲間を信じることで、きっと新たな成功を手にすることができるでしょう。
ネットからのコメント
1、吉川くんはとても優しい方だと思う。自分が打撃に自信ないのに、優しい言葉をかけて送りだしてくれた須江監督への感謝そして仲間のことを思い浮かべて涙。素晴らしいです。そんな最高の仲間達に囲まれて幸せだったと思う。この先も恩師を忘れずに。そしてこの先も優しい子でいることを願っています。ホントにお疲れ様でした。そしてナイスピッチング!!
2、打席に立っただけで涙が抑えられない吉川君。おばさんは泣けました。泣いているから気持ちがやられて凡退してしまうかと思いきや、ボールもよく見て選球してたし粘っていて一球一球感動してしまいました。最後も膝から崩れるようなヘッドスライディング。泣けました。頑張りましたね。
3、今日の最後の吉川君を見てると部活の2年半をどう過ごしてきたかがわかるような場面でした、決して試合中に泣きながら打席に立つことは褒められたことではないと思うがそれ以上に2年半の思いが自然に涙となって吹き出したんでしょうね、ほんとにお疲れ様でした、ゆっくり休んで下さい
4、これってすごい判断だと思った。代打出して勝つことを優先する事だって出来た。それなのに吉川選手を送り出した。結果は勝利には届かなかった。結果が全てのスポーツ。しかし、納得の出来る勝負をした。いろんな意見は出てくるけどこの判断はなかなか出来ないと思うんだよね。これも甲子園。仙台育英の選手、関係者の皆様は本当にお疲れ様でした。沖縄尚学の皆様は優勝目指して楽しくプレーしてください。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3471623a76e0aeb50123b9a75b8b8a83a79c2dfd,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]