田島大輔さんの伯父であり元中学校数学教員の佐藤昭さん(82歳・仮名)が亡くなりました。佐藤さんは定年まで教員として勤務し、多くの教え子から慕われていましたが、葬儀にはほとんど弔問客が訪れず、親戚15人ほどで寂しく行われました。佐藤さんが住んでいた地域では過疎化が進んでおり、教え子たちは町を出ていたため、また、伯母の他界後、地域活動からも退いて孤立していました。
晩年は社会的つながりがほぼなくなり、親族で彼の孤立を理解しました。このケースは高齢者の社会的孤立問題を示し、退職後も積極的に社会との接点を持つことの重要性を考えさせられます。
高齢者の社会的孤立は、静かに進行する深刻な問題です。地域の過疎化や高齢者への支援不足がその背景にある一方で、個人の努力の欠如も見逃せません。退職や配偶者の死などで孤立が進むと、本人の健康や生活の質に悪影響を及ぼします。問題の核心は地域コミュニティの崩壊や、社会参加の機会の乏しさにあります。対策として、まず自治体による地域活動の活性化が必要です。地域に根差したサークルや、年齢に関わらず楽しめるイベントを増やすべきでしょう。次に、退職後も新しい交流を見つけるための相談窓口を設け、支援プログラムを充実させる必要があります。
そして、高齢者自身が意識的に社会に関わる勇気を持ち、新しい趣味やボランティア活動を始めることが求められます。この悲劇は、社会的孤立の問題が解決されるべき瞬間であり、高齢者の豊かな晩年を支える仕組み作りが急務です。
ネットからのコメント
1、それでいいじゃ無いの。 当方も身内の葬儀は何回か経験し、喪主も務めたけど、ブッチャケ、密葬に近い家族葬が一番良い。呼ばれた人も多忙だろうし、聞いたら来ないわけにも行かないだろうから連絡もためらう。棺桶に入った故人にお別れよりも、それまでのおつきあいで、葬儀後お世話になった人や年賀状を頂いていた人に挨拶状を送ることで、思い出してもらえれば良い。当方も、年賀欠礼はがきを頂くと、お線香と礼状を送っている。ご返事のはがきを頂くこともあれば、それっきりの人もいる。私は事業をしているし、通夜葬儀なんてやっている暇が役員の家族には無いから、密葬でと言ってある。家族だけで、通夜してもらえればそれで良い。立派な葬儀って何?って思うよ。
2、父も盛大な葬式を望んでいましたが90歳で亡くなりゼロ葬にしました。
長生きすると親しい友人も皆亡くなります。長い介護生活で遺族も疲労困憊しているのに盛大な葬式を開くのはあまりにも遺族に負担がのしかかります。静かに身内だけで送るのが自然かと思います。
3、現役を退いた後の葬儀は寂しくなるのは当然です。退いて間もないならまだしも10年以上たつならなおさらです。故人の状況を考えれば葬儀の規模が分かると思います。自分も70代となり考えますが、葬儀はいらないと思ってます。残る人達の生活のほうが大事で自分のことは心の片隅に置いといてくれたら嬉しく思うくらいです。
4、コロナ以降は、家族葬が多い感じ、それでよいと皆気がついたのかな。さて、この方に限らず、奥さまに先立たれた男性のお葬式出席は昔から人数少なくなっていきます。先になされた奥さまのお葬式の方が大勢のお葬式になりがちなのは、ご主人の関係者が沢山来られるからです。これからは、女性も活躍する世の中になりますし、この世の名利を捨てて去って行かれる故人なのですから、別れのかなしみにある御遺族の慰めをこそ真に大切にするお葬式が良いのでしょう。
つまり見知らぬ偉い人々の名が並ぶお葬式ではなく、心通いあった人々の集まるお葬式です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/12601bf9f8329f5a7ec6290adc30189d74bdea56,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]