事件概要
2025年7月29日、ドジャースの大谷翔平選手は、敵地で行われたレッズ戦にて1試合4三振を記録。これまでに130三振を喫し、ナ・リーグワースト2位の成績となっている。シーズン換算では193三振ペースとなり、キャリアワーストとなった2021年の189三振を上回るペース。

大谷選手は体調不良（脱水症状）により打席の記憶がないと明かし、打撃内容に懸念が示されている。打率は.269で、2021年を除きキャリア2番目に低い。三振数の減少が今後の復調の鍵となる。

コメント
大谷翔平選手の現状は、彼が抱える試練を如実に示している。高い打撃力を誇る彼が三振を重ねている背景には、シーズン中の不調や体調不良の影響が大きいだろう。特に、体調不良の中での4三振は、無理をしてでも結果を求める焦りが表れた証拠かもしれない。

ここで注目すべきは、問題の本質である。大谷選手のスイングが「一か八か」の大きなものに偏っていることだ。三振数の増加を見ても、長打を狙うあまり、必要な調整ができていないことがわかる。

打撃における柔軟性やバランスが欠けていると、今後の打撃復活は難しくなるだろう。

解決策としては、まず第一に体調管理の徹底だ。疲労や体調不良が原因で調子を落とすことのないよう、回復に重点を置くべきだ。次に、スイングの調整を行い、過度な力みを抑えることが求められる。最も重要なのは、焦らずに打席で冷静さを保つことだ。大谷選手が持っているポテンシャルを発揮するためには、冷静でバランスの取れたプレーが不可欠だ。

大谷選手にはこれまで何度も難局を乗り越えてきた実績がある。今回も、彼が持つ能力を信じ、冷静に調整していけば、必ず復調するはずだ。

ネットからのコメント

1、三振多いのは気になるけど、しっかり振れるホームランバッターだから仕方がない部分もある。カウントや状況では多少ボール見たりヒッティングに切り替えるなどは必要かもね。多くのファンは大谷選手の大きなスウィングによる長打やホームラン、打球速度を楽しみにしてる。

2、どのバッターもそうだけど状態悪い時は球を追いかけにいってるんよな。自分のポイントまで呼びこめていない。ボンズがステロイドで叩かれても未だに最強バッターと言われるのはとにかく姿勢が崩れない。

常に自分のスイングをしてくる。大谷がその境地まで達する事は果たして出来るかどうか。

3、あまり振りすぎなくてもホームランになるけど、スタイルが基本がフルスイングだから、仕方ない面もある。監督の言うように調子の良い時は外のボール球を見極めたり、カットするレベルでホームランにしてしまうけど。不調の時はどんな球にも反応して振らされる傾向にあるから、今はその状態で狙い球絞って打ちやすい高さの直球かカーブくらいしか当たらないんじゃないかな。ロバーツ監督はアベレージヒッターだったから、もう少し教えても良いと思う。監督は大谷に関しては、打撃はほぼ触れないらしいからね。インタビューで言わずに直接本人に言った方が良い。

4、MLBに来てからの2018～2025年度の大谷の「1試合当たりの成績」を計算しました。すると、2025年度は本塁打、得点、三振が過去最高です。四球も2023年度の0.674に次ぐ2025年度は0.636です。確かに三振は目立ちますが、今年度は大谷さんがチームのために自分ができることを確実に実践していることがわかります。

特に「得点」は後の打者が大谷さんを帰塁させてくれているので彼の「得点」が過去イチなのも納得です。彼の本業は投手です。やっぱり彼はすごいです。