菅野智之投手(35)は、2025年8月1日、オリオールズからトレードされることなく残留することが決まった。菅野は今シーズン、オリオールズの先発投手として20試合に登板し、8勝5敗、防御率4.38の成績を記録。チームは優勝候補に挙げられていたが、予想外のア・リーグ東地区最下位に沈んでいる。オリオールズは、前監督ハイド氏を解任し、チームの立て直しを迫られた中で、菅野は1年契約だったため、トレード候補として注目されていた。
しかし、トレード最終日にはライアン・オハーン内野手(32)とラモン・ロレアノ外野手(31)をパドレスに放出する一方で、菅野はチームに残ることが決定した。
オリオールズが今年の目標を達成できていないことは衝撃的です。期待されながら最下位に位置するチームが、状況をどう立て直すかは極めて重要です。菅野投手のパフォーマンスはまずまずであり、これからの試合が結果にどれだけ影響を与えるか注目されています。しかし、選手層の強化が急務であり、特に前監督解任の背景を考えると、チームの組織的な問題に対する根本的な対策が求められます。菅野の継続起用はチームの戦力において必要不可欠ですが、それだけでは優勝候補として名を挙げることは難しいでしょう。
チームにおける実力と戦力の差が浮き彫りになった今、選手とスタッフの間で更なる信頼と協力を築くために、より一層の戦術的な見直しが不可欠です。
具体的には、効果的な補強策、戦術の再編成、若手選手の起用に注力することがチームの復活への道を開くでしょう。
ネットからのコメント
1、毎年この時期になるとMLBとNPBでのトレードに対する考え方の違いを認識させられるね。MLBだと、ポストシーズン進出のために選手をトレードで獲得し、その代わりに売り手側のチームは来季以降を見据えてプロスペクトを獲得する。かたやNPBではトレードはいまだにネガティブな印象。戦力外に近い選手が再生にかけてとか、そんな感じ。色々と興味深い。
2、このタイミングで選手を獲得するのは当然ながらプレーオフを狙うチーム。プレーオフを狙うチームが、今の菅野レベルの先発投手をわざわざ取るかと言うとさすがにそれは無かったというある意味当然の結果なんでしょう。あくまで個人的にだけど、チーム成績の割に先発投手の層が薄いカブスはワンチャンあるかなと思ったけど(期待したけど)さすがに無理だった。それでもこの後はプレッシャーを感じる事も無く、自分自身の為に残り2か月頑張って欲しい。5月位の投球が戻ってくれば、来シーズン結構な金額の契約が取れると思う。
3、35歳でメジャー挑戦だから体調管理や仲間とのコミュニケーション等、大変だと思う。さすがに疲れも出ているし試練の時期ですね。今回の残留は菅野にとっては良かったと思う。強豪チームに行ってしまったら出場機会も減りそうだし成果次第で戦力外の可能性もあるから。オリオールズでしっかり菅野らしさを出し切ってほしい。
4、若干迷走しましたが、結果的には全然悪くはないですからね。ベテランと言ってもメジャーじゃまだ1年目ですので、試行錯誤はあって当然でしょう。けれどトップコンディションでいられる時間はそう長くはないでしょうから、燃え尽きるくらいまで頑張ってほしいと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e0bc5d26e20ce7bef6dfd5435e1677045e517e1b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]