西武ライオンズは、7月31日時点で月間成績5勝16敗1分と失速し、貯金7をすべて失い借金6で5位に転落。6月中旬まで2位だったが、現在は3位と6.5ゲーム差。打撃不振で成績が低迷する源田壮亮選手(打率.221・70試合出場・6盗塁)に対し、遅刻や不倫、夜遊びなどの問題行動が報じられた。一方、同様の規律違反を犯した佐藤龍世選手は3軍降格処分を受け、6月に中日へトレードされたが、源田には処分がないまま。
若手選手やファンから不満が噴出している。
特定選手への「特別扱い」が組織の一体感を崩す――これは単なる一選手の問題ではない。チームの求心力が低下し、成績が急落する中で、源田選手の遅刻や夜遊びが報じられながら処分が見送られている事実は、明らかなダブルスタンダードを浮き彫りにしている。ルールが選手の立場によって変わる組織に、プロとしての規律や責任感が宿るはずもない。
この問題の本質は「チームとしてのガバナンス不全」であり、内部統制の甘さが若手育成やチーム再建を妨げている。処分基準の明文化と平等適用、リーダー育成のための倫理研修、外部からの監査導入など、改革は待ったなしだ。
選手は商品であると同時に模範でもある。そこに一貫性なき「情実」が入り込むなら、成績よりも先にチームの魂が腐敗する。それは、未来ある若手たちから野球への信頼そのものを奪うことに他ならない。
ネットからのコメント
1、前提として源田選手と佐藤選手では功績が違うのですが、これはどこのチームでも有る事なんでしょうね。監督をはじめとする首脳陣も人間なので、あからさまに扱いが選手によって違ったりします。理不尽ですがこれが現実。でも、贔屓し過ぎて試合が空回り負けたりもするので選手を見る目は大切ですよね。
2、龍世の遅刻はただの遅刻ではないし実際移動に間に合わなかったのだから完全に実害もあったので普通の遅刻と比べて文句言ってる選手はいるとは思えない。ススキノの件とかはいつの話ということだし、だいぶ盛ってる記事をベースに何書いてるんだろうという感じ。まあ実際のチーム内の空気なんてわからないし、源田のポジションが安泰でないことは間違いないけど。
3、平等な扱いっていうのはないよ、佐藤と源田では貢献度・実績が違い過ぎるから。球団も相応の投資をしているわけだし。ただそれもこれも結果を出しているからこそであって、こういう事を続けていていよいよ選手として厳しくなってきた時にそのツケを支払う事になるかもしれない。
4、当たり前なんだけど、大前提として選手だから全員平等に扱われるなんて事は無いし、もっと言うと野球で言えば活躍してる選手が厚遇されて若手は冷遇される。
これが平等だし健全。その上で、源田みたいに好き勝手にやってるのにお咎め無しとかは少なくとも自称コンプライアンスに厳しい西武さんそれでいいの?とは思う。背に腹は代えられないから法に触れなければなんでも使う。ならばそう言えば良いのに、後ろめたいのかコンプライアンスに厳しいとか自称しちゃうから恥をかく。いや、なら自粛に自粛を重ねさせろよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/25f381da69fc72131fc6cc65d47ac54de07aa67c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]