12月23日に放送された特別番組『ホンネ喫茶 永田町』で、実業家の堀江貴文氏と日本保守党の北村晴男参院議員が「外国人の受け入れ」をめぐって激しく対立しました。北村氏は、非欧米系移民が国にとって経済的にマイナスであり、移民を「質の良い人」に絞るべきと主張しましたが、堀江氏はこれを「差別主義」と反論しました。議論はヒートアップし、最終的に両者の溝は埋まることなく終わりました。

堀江氏と北村氏の議論は、日本の移民政策において根強く存在する差別意識を如実に示しました。北村氏が記した「質の良い人」という言葉は、境界線を曖昧にして、偏見と誤解を助長する危険をはらんでいます。根本的な欠陥は、国籍や出身地によって人々を簡単に価値判断する風潮にあります。この議論から学ぶべきは、まず移民政策が多様性と公平性を尊重するものであるべきだということです。改善策として、第一に、移民に対する経済的評価基準をより多角的かつ包括的に再検討するべきです。第二に、移民と受け入れ社会の相互理解を促進する教育プログラムを導入しましょう。最後に、政府と民間が連携して外国人の生活環境の整備を進める必要があります。日本が真の多文化共生社会を目指すならば、質ではなく機会と共に成長する社会構築が求められます。

ネットからのコメント

1、少し前の多くの日本人は堀江氏の発言に近い感覚を持った人が多かった。海外の人が日本を称賛する番組を観ては日本って凄いんだ…と嬉しく思った人が多いからこの手の称賛系が増えたが、最近では移民問題が深刻な町もあり国民の意識は変わったと思う。アフリカ系の話が出ていたが確かにヨーロッパへの移民で問題になっている。それも何故か若い男性ばかりらしく移民先で性犯罪なども起きている。移民＝悪ではないが各国の移民問題を見聞きすると、まずは法整備を含めて受け入れの土壌を整えてからにしてほしい。問題が起きてから考えるのでは遅い。

2、諸外国の移民問題は深刻だ。リベラル色が世界に充満して以来、それぞれの国の文化が破壊されているのを見ると、小さな島国の日本などあっという間乗っ取られるだろう。それを踏まえると北村氏の意見は理にかなっていると思う。

3、堀江さんは比較的こういう統計に現実的な観点持ってて、北村氏に近いものがあると思ってたけど結構感情的な部分に走るんですね。これだけの結果が出てたら多少の誤差はあるだろうが、実際そうなんだろうな。

と思ってしまう。小生、多少ですが外国人とやり取りする仕事に携わっております。差別など全く関係なしに国籍や出身国によって倫理観や常識の違いに愕然とする事もよく有ります。

4、労働力として、外国人を積極的に受け入れることに対しては、断固反対。外国人労働者を、「安くこき使おう」って魂胆が、透けて見える。まず最初に、日本人の賃金水準を上げるべき。その上で足りない部分を、外国人労働者で補ったほうがいい。もちろん、日本人の賃金水準と同一でね。