台湾の台南沖で今年2月、海底通信ケーブルがトーゴ船籍の貨物船によって切断される事件が発生しました。この貨物船には中国人乗組員8人が乗っており、中国山東省威海市の公安当局は24日、船が冷凍品の密輸に関わるものだったと発表しました。同時に台湾住民の男性2人を密輸グループのリーダーと見なし、懸賞金をかけて彼らに関する情報提供を求めています。
事件に関して、台湾当局は貨物船を拿捕し、船長を起訴。船長は懲役3年の実刑判決を受けました。この発表により、中国側は事件への関与を否定しようとする意図が見え、台湾側はその動きを政治的な焦点の逸らしと批判しています。

この問題は単なる海底ケーブル切断事件にとどまらず、地域の緊張を示す深刻な政治問題の一端を覗かせています。中国側が貨物船を単なる密輸船と断定して疑惑を払拭しようとしていますが、実際には問題の本質を覆い隠そうとする試みであることは明白です。制度の欠陥が露呈し、国際的な規制の徹底が問われる中、より厳格な監視体制を設け、海洋交通の透明性を高めることが求められます。また、関係国同士の対話を促進し、実効的な合作を構築する必要もあるでしょう。最後に、この事件は国家間の緊張を利用する政治的道具として扱われつつある現状を明らかにし、実際の目的が単なる経済的利益であることを忘れないように心がけるべきです。
ネットからのコメント
1、やっと報道されたと思ったら2月の件でしたか。今月も台湾2本日本で4本切断したと中国側が触れておりますがどうなっているのでしょうか?ケーブル切断のために重機まで開発してどれだけ世界から非難されたいのでしょう。
2、中国が台湾に侵攻する場合、情報インフラを途絶させ、外部との通信をさせない。そんな攻撃を仕掛けるだろう。その予行演習だとしても、驚きはない。
3、中国共産党の関与が無いなんてどこの誰が信じるんだ?この国の言い分には常に疑いの目を向けながら対処しないと痛い目に遭わされ続ける。
4、色んな手段で逃れようとしますね。とりあえず損害を与えたいけど疑いを躱す策略は汚いの一言!世界各国がどう思ってるのかは何にも考えて無い。何だろうね?こんな事が世の中通用するとは思えないのに普通に行動する国は。日本で生まれて良かったと思う日々です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/97769f20a0f9df9fc2f44d87012739a99f002416,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]