2023年10月24日に放送されたテレビ朝日系「報道ステーション」で、首都高速道路が来年10月から料金を1割値上げすることが報じられました。値上げの理由は、物価高による維持コストの増加を補うためで、ETCを利用する普通車の1キロメートルあたりの料金が約3円増加し、上限料金が1950円から2130円に引き上げられるとされています。
キャスターの大越健介氏は、高速道路の料金値上げが生活に与える影響について言及し、国が将来的に高速道路を無料化するとしていた約束が曖昧になっている現状に疑問を呈しました。

この値上げは、多くの国民にとって大きな負担となりうる現実を突きつけます。首都高速道路は、ただの道路ではなく、都市生活の動脈として、毎日多くの車が通行する重要なインフラです。しかし、料金の継続的な値上げは、交通インフラの恩恵を享受するためのハードルを高くし、国民に不公平感を与えるものです。公共の利益に反して、個別の利益が優先される現状には、改善の必要性を感じざるを得ません。首都高速の料金を合理的に維持しつつ、国民にとって負担の少ない制度とするため、以下の施策が考えられます。まず、公共交通研究を継続し、未来のインフラの在り方を見直していくべきです。
また、道路メンテナンスの効率化を図ることでコスト削減を進めるとともに、透明性の高い運営体制を構築することが求められます。さらに、値上げ以外の財源確保方法の模索を政府が主体的に進めることも必要でしょう。これらを推進することで、公平で安心できる交通システムの実現に寄与することが期待されます。
ネットからのコメント
1、首都高は1日100万台規模が利用し、すでに突出した通行料収入を得ている。老朽化対策を理由にするが、これまで何十年も「維持管理費」を名目に料金を徴収してきた事実は重い。むしろ、巨額の交通量からすでに相当の財源が確保されているはずで、今さら1割増というのは利用者に“二重負担”を迫る構造とも言える。また、利用者は道路更新を何度も先払いしてきたのに、結果として際限なく値上げされる仕組み自体が不透明だ。料金を吊り上げる前に、まず内部のコスト構造・投資効率・業務の妥当性を精査するのが先であり、金額だけを利用者に押し付ける姿勢は到底納得しがたい。到底許し難し。国交省と首都高へ苦情を!
2、無償化って話しに無理があり過ぎる。
なにをもって無償化を約束し、それを無責任に延期しているのか。しっかりと必要な点検・補修などの維持管理計画と積算を行い、それを公開し通行料をどうするのか?って責任あるものにして欲しい。無料になると思える状況にないのに、無料化を延期するってのは、あまりに無責任だと思う。
3、高速道路の維持管理にお金がかかることは誰でもわかることだが、はたして今やっている工事は本当に必要な事ばかりなのか。予算を消化するための無駄な工事はないのだろうか。何年か前に逆走を防ぐ目的だろうが、ICの合流口にポールがたてられて狭くなったが、そんなことをしても逆走は防げないし、合流しにくくなっただけだった。維持管理の工事をするにしても何を工事するかは厳選する必要があるのではないか。
4、既存の高速道路の維持管理だけではなくて、新たに延伸のコストに回されてるから批判してるんだよ。人口が減って地方は過疎化が進み、東京一極集中が是正されるどころか、益々人が集まって来ちゃってる。なのに未整備の所にまで伸ばそうとしてるから、やってる事がチグハグなんだよな。
とりあえず高速道路の延伸をやめて、高速が通ってる地方に人が戻って活性化出来るような政策にコストをかけた方が良いんだけどな。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/24d89e2a64ff8582a0bebdf7bdc5db89bdc02d36,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]