12月24日、大谷高校（京都市東山区）は、海外研修旅行中に複数の生徒が窃盗行為を行った件について報告しました。この問題は、インターネットに拡散された動画により明らかになり、現地の衣料品店で窃盗が行われたことが確認されました。学校はインドネシア・バリ島での出来事であると説明し、被害店舗、現地警察、学校代理人の三者で話し合いを行いました。

代理人は被害者に謝罪と弁済を行い「一定の整理が図られた」と述べています。副校長は教育機関としての責任を再認識し、信頼回復に努めたいと語りました。

この事件は、教育機関としての役割や社会的な責任が問われる典型的な問題であり、学校とは生徒の人格形成において重要な役割を果たすべき存在ですが、今回の事件はその期待を大きく裏切るものでした。学校管理や教育のあり方に潜む問題の兆候を見逃さず、全ての教育機関が注意を払うべきです。また、学校側が今回の事態をどう反省材料とするかが問われます。解決策としては、まず、倫理教育の強化を各校が徹底すべきです。次に、保護者との連携を密にして学生の行動指針を明確にすること。そして、学校外活動に関しても、リスクマネジメントの観点から厳格なガイドラインを設定することが求められます。

このような不祥事が再発すれば、信頼回復はより困難となり、日本の教育全体に対する国際的評価も損なわれかねません。

ネットからのコメント

1、「一定の整理」という言葉で事態を収束させようとしているが、あまりに具体性に欠ける。報道では当初の3名から、さらに関与者が増えて多くの生徒が関係する集団犯行だったという疑いも出ている。学校側が「複数の生徒」という曖昧な表現を使い続けるのは、組織的な犯罪だったという実態を矮小化しようとしていると取られても仕方がない。動画を見れば、役割分担を伴う手慣れた動きであり、単なる出来心とは思えない悪質さを感じる。SNSの削除やHP写真の抹消など、初動から「火消し」を優先した対応は、教育機関として極めて不誠実。金銭的な解決で幕引きを図るのではなく、まずは関与した正確な人数と事実関係を包み隠さず公表すべき。

身内を守るような「ぬるい」対応を続けることが、結果として真面目に通っている他の生徒や卒業生の顔に泥を塗り、日本の恥を上塗りしていることに気づいてほしい。

2、信頼回復にはまず、何をしないといけないのか。謝罪や弁済は勿論、学則に従い加害生徒を相応の処分をしないと駄目なのでは。万引きって表現は随分と柔らかく聞こえますが、彼らが行った行為は「集団窃盗」です。かなり手慣れたやり方で、はじめてではないはず。いくら少子化で生徒集めが難しいのか知りませんが、妥協して程度の低い生徒受け入れたり、一定レベルが劣る生徒を受け入れたリスクを学校はよく考えるべきでは。お金の為にそういう生徒を受け入れたら、事件を起こされ真面目に頑張っている生徒が迷惑するのと、学校の信頼はガタ落ちになるって事です。利益優先、考えなおされては？

3、学校が引率してる旅行だから示談の交渉も弁済もやらなきゃいけないし同時に保護者や学校関係者への説明、マスコミ対応とかもやって、さらに学校行事やテストもやって、先生たち大変だよ。修学旅行で集団万引きなんて、一発退学にできる理由だけど停学なのかな。

私立なら厳しいから退学にできてるといいな。これ初犯には見えないし、余罪が学校周辺のお店の防犯カメラで出てくる前に切ったほうがいい。

4、あれは窃盗団だったよ　かなり悪質　やりなれてる3人や７人とかじゃないんだって？学校側が退学にしないんだから世間もそういう目で見るのはしょうがないよ親もホトボリが冷めれば通学させるんだったら終わり