今回浮上した問題は、日本維新の会の複数の議員が国民健康保険の支払いを逃れるため、京都市内に設立された一般社団法人「X」に理事として加わり、保険料負担の軽い社会保険に切り替えた疑惑です。法人「X」の理事登録には700人以上の名前が連なり、その中には維新の地方議員4人も含まれます。この問題に関し、党の創始者である橋下徹氏は、「身を切る改革」という党の基本方針が形骸化していると厳しく批判しました。
維新の吉村洋文代表は、全特別党員に対する実態調査を実施する方針を表明していますが、その信頼性については不透明感が残ります。

維新の一連の疑惑について、橋下徹氏が非難したように、この事態は深刻です。「身を切る改革」というスローガンを掲げてきた維新が、実際には禁止ルールがなければ何でも許されるという緩み切った風土に浸っている現状は憂慮すべきです。本質的な問題は、国民に対する信頼を失わせるような行いを公然と許してしまう制度の欠陥にあります。まず、透明性を高めるために独立した第三者機関による監査の導入が不可欠です。次に、適切な処罰のルールを整備し、違法ではないが不適切な行動への明確な制裁を設けることが急務です。さらに、党内教育の強化を通じて、政治の倫理観を再構築する必要があります。維新が抱えるこの問題は、時代遅れの政治手法から脱却し、新たな政治倫理を確立する転機となり得るでしょう。
それこそが、真に国民目線の改革を推進する維新の進むべき道です。





ネットからのコメント
1、吉村代表は12月22日の会見で、調査結果について「取りまとまれば発表する」としていますが、全党員が対象となるため「年内の発表は難しいのではないか」との見通しを示しています。そんなの、1日というか、一瞬で分かりますよ。国会議員の定数削減は積極的だったのに、身内の不祥事には、言い訳を考えるためか、随分と余裕をかわしますね。 自分ところの事務局が全部把握しているでしょう。他所の不祥事にはどうこう言うけど、自分のところの大きな不祥事には対応が遅すぎますね。 こういう2枚舌だから、東京では人気が出ないんですよ。
2、これはもう特定の議員の問題ではなくて維新全てに蔓延している金に汚い体質としか言いようがありません。維新の方策を聞いているけど口先だけで、まともな政策なんて期待出来ません。
次の選挙までには一旦党を解体させて出直しするのが妥当です。
3、要するに国民の生活の実態や有権者目線と乖離した、議員を何か特権階級のように勘違いして法に触れてなければ議員側のよく言えば工夫、悪く言えばゴマかしでシラをきろうとする体質との、どうしようもない溝ですね。吉村、藤田両代表が何を語ろうと、何かがズレた感じがしたままになりますが、どうするんですかね?裏金問題をうやむやにして萩生田さんを重用する自民、高市首相も同類かな。
4、大阪市議81人の内45人は国保に加入していると確認されている。事務局に聞いての数字なので間違いはないと思われる。従って36人が国保に加入していない事になる。公明の市議の発表だと公明の市議17人は全員国保に加入している事を確認したと言っている。最大会派は大阪維新の会の市議団は45人。これさ国保に加入していない市議36人のほとんどが大阪維新の会の議員なんじゃないの。国保は高いから脱法スキームで国保逃れをしているのだろうが、国保逃れされるとその分は他の国保加入者に皺寄せが行きより負担が重くなるよね。
公明の発表を聞くと事務局に聞けば国保に加入している、していないがすぐにわかるから、やる気があれば一日で結果が出るでしょ。年内にはどの政党の誰が国保逃れをしているのか簡単にわかるはず。吉村早くやれ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b87225e8287e5e21c0661c0d9d5f694cadf58954,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]