中国・杭州市で開催される漫画イベント「COMICUP」は、今月27日から2日間予定されていましたが、開催直前の19日に突然テーマが「新しい中国スタイル」に変更され、日本関連の作品の出展ができなくなりました。このイベントは中国最大級であり、日中関係の悪化が背景にあると報じられており、組織委員会は現行の社会環境を考慮した決定だと説明していますが、日本の作品を展示する予定だった多くの参加者は困惑しています。
今回のテーマ変更により、日本関連の展示はすべて撤去されることになり、多くの期待をしていたファンや出展者にも大きな影響を及ぼす結果となりました。

今回の中国での漫画イベントにおけるテーマ変更は、文化交流の場を単なる政治的舞台へと変容させてしまう悲しい出来事です。社会環境を理由に作品の展示が制限されることは、創作の自由と国際的な文化交流の価値を著しく損ないます。こうしたイベントは、国際交流と多様性の促進が求められる場であり、テーマ変更が突然行われること自体が異常です。この問題の根本には、国際関係の緊張における文化への影響という制度的欠陥が潜んでいます。まず、文化イベントは政治から切り離し、純粋な交流の場としての役割を再認識する必要があります。次に、出展者へ事前に十分な情報提供を行い、参加者が自らの作品を公平に展示できる環境を整えることが必要です。
そして、最後に国際的な文化交流の場としての意義を改めて強調し、国境を越えた芸術の価値を推進することです。文化は国を超えて繋がる力を持ち、その価値を制限することは将来の輝かしい可能性を見失うことにほかなりません。
ネットからのコメント
1、ようやくTBSも、周りの雰囲気を感じ取ったのか、文章の中に「高市首相の存立危機発言」を取り除いた記事を出すようになった。遅すぎる。オールドメディアの中でも遅すぎる。誰がどう見ても中国の過剰反応であることは、ずいぶん前からわかっていたことだし、政府高官のオフレコ発言を報じてから、中国の外務省も言葉を選ぶようになっている。それに対し、時代背景もあることだし、本気で核保有の議論を日本は始めなければならないと思う。被爆国だから核を持ってはならないという道理はない。
2、こんなこと、別に「党中央」が指示したわけではなく、「小役人の忖度」が発端なんだろう。それが共産党支配の国らしいと言えばそうなんだが。でも、イベント開催者にとっては打撃で、当然のことながら日本の作品目当ての客は来なくなる。
その結果発生する損失を国は補填してくれる筈もなく。不動産不況から内需減退、失業率も上がっている中で、真逆のことをやっている感が強い。
3、どんどん日本離れをしたら良いと思います! 日本の文化が世界的に大人気な中で、中国だけ取り残されたら良いのです。 日本のマンガ、アニメが中国でも人気なので、そんな閉め出しは人民の不満に確実に繋がるでしょう。 鬼滅の刃は上映中止には出来なかったのも不満の高まりを気にしたからではないか。 お好きなようになさってください!って感じですね。 日本は大人の対応で、粛々とそのリスク回避の為の一手を次々と打って行くべきですね。
4、中国共産党の都合で禁止したり中止になって突然テーマが変更される事は人民が新しい中国スタイルとは思わないでしょうね。 寧ろ政治の問題を文化芸術に持ち込んで規制するやり方に反発する人民は多いだろう。 日本人歌手の歌唱中に突然中止した時と同様に内外から中国共産党政府に対する非難批判が殺到するでしょう。 本当の意味での新しい中国スタイルとは「中国共産党一党独裁体制の崩壊から生まれる」と思いますね!
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b9af7a7f722edd2e7a722d18777fb4fb5125351e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]