価格高騰の影響で、静岡市内のスーパーでは米の値下げが始まっています。田子重セナ店では、複数原料米と銘柄米の価格を5kgあたり最大300円引き下げました。この背景には「コメ余り」があり、卸売業者で在庫過剰が発生した結果、値下げが前倒しになったと報じられています。田子重セナ店の内記店長は、価格調整によって一部銘柄米の販売が倍増したと述べ、消費者は値下げを歓迎しているものの、米離れが進行中と指摘。
パンやパスタへの消費シフトが懸念されています。

これまでの米価高騰は消費者の生活に大きな負担となり、「コメ余り」による値下げが歓迎されるのは当然です。しかし、価格が下がってもコメ離れが進んでいる現象は業界にとって憂慮すべき問題です。米離れの背景にある利便性や嗜好の変化は、単なる価格問題にとどまらず、文化的な影響も考慮すべきです。例えば、1つ目の解決策として、地元産米のブランド力を高め、消費者に新たな魅力を訴求するマーケティング戦略が必要です。2つ目に、保存性や調理の簡便性を高めた製品開発も効果的です。3つ目として、米を使った新しいレシピや文化的価値を広める教育プログラムの展開が有効でしょう。消費者の多様な選択肢を尊重しつつも、失われつつあるコメ文化を復活させるための取り組みを進めることが求められます。
この機会に米業界全体が一致団結し、食卓から日本の伝統が消えることのないよう、強力な施策を講じるべきです。


ネットからのコメント
1、2年前は5Kg1980円で普通に米は売られていました。4000円前後なんて倍の値段です。物価高でいろいろ経費がかかると言ってもこの値段は異常です。明らかにJA等中間業者のマージンによるものです。国民は少し米が安くなったからと言って米を買ってはいけません。ここは少し我慢しましょう。米で苦しむ国民から搾取しようとする中間業者に加担してはいけません。
いままさに米の値下げチキンレースが始まっています。2000円台になるまで我慢することが重要です。
2、コメ業界に対する不信感と怒りが先に出てしまい、2〜300円程度下がったところで、買う気が起こりません。勝手に価格を釣り上げておいて、売れなくなったら、泣きごとを言う。自分達で始めた事なので、いっそ行き着くところ(倒産する業者がでるまで)まで高値を維持して、不透明な業界が整理されれば良いと思う。
3、ニーズに応じて減産する話出てますが、値を下げたくないのはわかりますが、ますます日本米からお別れすることになりそうです。国産和牛A5ランクが今の日本米なら、豪州牛肉に相当する米は欲しいです。消費者が選択できる市場こそ正しいあり方だと思います。
4、今回の高騰で米離れは更に進んだ。お米が高いからというよりは、麺やパンの方が調理が簡単というのが大きい。米業界は一時の利益に目が眩んで自らマーケットを縮小してしまった。いい気味だと思っている人も多いように思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9ce7ca9d299c3f7ddf6e54fe44f4ebee8cdfaac1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]