12月19日午後5時30分、東京都西東京市の住宅街で、40代の父親が自宅にチェーン錠がかかっていることを不審に思い通報。警視庁と共に家に入ると、36歳の母親と高校1年生の長男、小学5年生の二男、小学4年生の三男の4人が意識不明の状態で発見され、搬送先の病院で死亡が確認された。母親と長男は刺し傷による失血死、二男と三男は窒息死と見られ、現場からは斧と包丁が発見された。

外部侵入の形跡がないことから、警視庁は無理心中と捜査。事件当時、母親の名義のマンションからは刺された男性遺体が発見され、捜査は進行中。

この事件は深刻な社会問題を浮き彫りにしています。まず、家庭内での心中事件が中流家庭で発生し、その背後にある社会や家族制度の欠陥を見逃すべきではありません。心理的サポートやカウンセリングの不足、家庭内での緊急状況への適切な対応策の欠如が問題の背景に見えます。第一に、就学児の家庭に精神保健の専門家が定期的に訪問し、家族の精神的健康を評価・支援する制度を確立する必要があるでしょう。第二に、学校や地域コミュニティが家庭の状況に早期に気づき、支援できるように情報共有を促進すべきです。第三に、社会全体が精神的健康への理解を深め、支援を求めることが恥ずかしいことではないという文化を育むことが求められます。

この事件を通じて、私たちは家庭が安心して生活できる社会の構築が急務であることを痛感するのです。

ネットからのコメント

1、私は早くにパートナーを亡くして子供はいないし、きょうだいもなく、両親もすでに他界して天涯孤独のおひとり様なので、普通に幸せそうなご家族を見ると、うらやましく思ってしまいますが、「普通」に見えてもそれぞれにいろんな事情があったり、苦しみを抱えていたりするのですよね。離婚、再婚を経験した友人は、「一人は寂しいし、誰かと一緒は大変だしね」と溜め息をついていた。家庭内別居状態が続いているけど、経済的な事情でなかなか離婚できない友人は、「もう壊れてしまいそう」と言いながら、非正規で働き続けている。結婚して家族という形を作っても、心はそれぞれにある。生きていくのは難しいですね。

2、36歳の母親の車から、27歳男性のスマホが見つかったとの記事もありました。二人が関係あるのは確実なのでしょうね。でも全て母親の仕業とするのも少し疑問が残りますが。16歳の長男と27歳男性を殺害するのは、寝ているところなどに不意を付いたのでしょうか？男性と女性の力の差からかなり厳しいと思うんですよね。

この母親が非常に体格がよく筋力もある人なのかも知れませんけど。とにかく捜査で解明されたら、きちんと報道してほしいと思います。

3、なんか無理心中と決めつけられているところに違和感を感じます。小さいお子さん3人ならともかく、一番上は16歳の男子ですし、抵抗とかされなかったのでしょうか？まぁ、寝込みを襲われたのかもしれませんけど。あとドアチェーンって外から掛けること出来るという動画を見た事があるので、多分それは普通に出来る事なんだと思う。

4、お子さん三人、持ち家もあって傍目には恵まれた環境に見えるよね。20歳で長子を産んでるようだから、若い頃にちょっと遊び足りない…とかはあったかもしれないけど。奥さんが借りてる1LDKのマンションで亡くなっていた男性が事件の発端なのかどうか。だとしても小学生と高校生が巻き添えになるのって理解できない。