2025年のM-1グランプリの審査を巡り、博多華丸・大吉の博多大吉が話題となった。大吉は、審査時に各組に点数差を意識してつける方針を取っており、「カナメストーン」と「ヨネダ2000」には同じ94点をつけたが、他の8組には89~97点の間で1点差をつけた。しかし、ネット上では「真空ジェシカ」への95点評価について物議が生じ、タイムオーバーによる減点がファイナルラウンド進出を妨げたとの声があった。
大吉はこれに対し「僕だけが原因ではない」とし、審査員として批判を受け入れる姿勢を示した。

コンテストでは、審査員はその判断や点数配分において公正さや合理性が求められる。それにもかかわらず、批判の矛先が一人の審査員に集中することは不公平だ。そもそも審査は複数の審査員の総合評価によるものであり、個々の点数が大きな影響を与える訳ではない。まずは審査方法の基準を透明化し、審査員全員が共通の理解を持てるようにすることが必要だ。また、観客や出場者がその基準を理解できるように説明責任を果たすこと、さらにはタイムオーバーや減点のルールを明確化することで、公正な評価を実現できるだろう。このような改善によって、審査に対する信頼性を高め、公平性をしっかりと保証しなければ、透明性の欠如は全体の価値を損ねかねない。
公平性の担保こそが、コンテストの本質的な価値を維持するために不可欠である。
ネットからのコメント
1、個人的には昨年の商店街のネタと比較すると今年のネタはそこまで爆笑という感じではありませんでした。あと個人的には昨年の決勝進出コンビで昨年より明らかにネタのクオリティが上がっていたと感じたのはエバースだけでした。ファイナルに進んだ3組は順当だったと思いましたし、レベルの高い大会だったと思います。
2、一組あたりに制限時間が設けられているのなら、それをオーバーしてしまった場合にはペナルティーが与えられるのは至極当然のこと。時間が長ければ長いほど1つのネタに組み込めるボケとツッコミのやり取りを多くできてネタの出来が大きく変わってきますからね。ネタを中断させられないだけまだ有り難いと思わないと。それに他の審査員も、コメントしなかっただけで採点を減点していた可能性もありますから、単純にこの人一人に責任を押し付けるのはお門違いですね。
3、真空ジェシカ、大好きなんですよ。去年も、一番面白かったのは、1stラウンドの真空ジェシカだったと思う。
だけど、今年は、決勝行った3組に、はっきり負けてたと思う。時間とか、関係ない。すごく斬新なコンビだったけど、あの手法を研究してるコンビもいっぱい出てきたし、ちょっと、マンネリ感も出てきたと思う。マンネリでも面白いコンビも沢山いるので、来年は、もう一段階、ブラッシュアップして、リベンジしてほしいです。
4、真空ジェシカ… 漫才始まる前の エレベーターのくだりとか、「車いすの〇〇〇(忘れました)が 2組続けて車のネタひくってすごくないか」 とか 本来のネタ以外で 時間使ってたからなぁ。あれがなければ あと1点とれたかもしれない。もったいない とは思うけど 多分 それが「真空ジェシカ」の持ち味 とも思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/43bfdbeb00c5f3c5730f4836d49b811733b75fa6,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]