2024年7月、小学4年生の松本凰汰くんが水泳の授業中に溺れて死亡する事故が発生しました。当時の長浜小学校の元女性教諭(27歳)は、業務上過失致死の罪に問われています。24日の初公判で、元教諭は起訴内容を認め、事故を防止する措置を怠ったことを認めました。検察官は、監視者の不在や浮き具未使用を指摘しましたが、元教諭は、児童の泳力差や限られた授業時間の中で多くの活動をさせようとしていたと説明しました。
元教諭は涙ながらに謝罪の弁を述べ、次回の裁判は2026年に行われる予定です。

この事件は、教育現場における安全管理の重要性を改めて問いかけるものです。教育者が児童の命を守るための基本的な安全措置を怠ったことが引き起こした悲劇は、あってはならないものです。まず、教育機関は水泳の授業での安全基準を再確認し、監視体制の強化を図るべきです。また、浮き具の使用など、適切な安全措置の導入を義務化し、教員に対しては適切な研修を提供して、安全教育の質を向上させる必要があります。そして、児童一人ひとりの泳力を正確に評価し、個別対応の重要性を認識することが求められます。これらの方策を怠れば、再び同様の悲劇が繰り返される危険性があり、教育現場の安全は社会全体の責任であることを強く認識するべきです。
ネットからのコメント
1、これ教員の責任なのでしょうか?授業なんだから、ガイドラインのようなものがあって、校長が許可して成り立つものであるべきだと思います。校外で、大人数で、泳力差があって、指導員が足りないのであれば、そもそも危険すぎて誰かしら責任者が不可と判断する場面だったのに、教員に判断を委ねたのなら、そこから間違っていると思う。
2、本来、多人数を数名で指導するのは不可能である。私も80名近くを2名、30人を1名で指導していたがこれは当たり前だった。たまたま事故は起きなかったが条件が重なれば同様な事故は起こりうる。今の学校事情では水泳授業に何人も配置はできない。水泳授業はやめるべきだ。
3、もう水泳学習を安全に行うのは難しい時代になっています教員不足、一般級に在籍する心身の障害をもつ児童の増加。文科省は実態を掴んで早く学習指導要領から水泳学習を外さないと、取り返しのつかない事態が多発すると思います事故を現場のせいにして、見てみぬふりをしないで欲しいです
4、自分が小学生だった50年前ころは夏休みは学校のプールも自由に開放して遊んでたし、海水浴も自由に行ってた。
でも事故は今みたいにほとんど起こって無かっし、監視員の先生も1人か2人くらいであったと記憶してる。なぜ昨今こんな事故ばっかり起こってるのだろうか。監視員の数とか、防止する処置を怠りとか、の問題だけでは無いような気がする。なにもしない、なにもできない世の中になってしまう中で成長する子供たちの世界になってしまうほうが怖いです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b0974c927d39a90fe6229bbc20dbacfa410d2d49,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]