政府が2025年度に期限を迎える赤字国債の発行に必要な特例法の延長を2026年度からの5年間にわたって検討していることが明らかになりました。財政上の課題として、税収だけでは社会保障費や政策経費をまかなえないため、国債発行という借金を活用することが不可欠との判断です。この法案は、来年の通常国会で提出される予定であり、参院では少数与党となっていますが、野党・国民民主党の玉木雄一郎代表は法案成立に協力する意向を示しています。
財政法上、建設国債の発行は許可されていますが、赤字国債は基本的に認められていません。過去には毎年度の成立が求められていた特例法ですが、近年は与野党の攻防を避けるため、複数年度にわたる発行が認められる形に変更されています。

この報道には、政府の財政運営に対する鋭い批判が必要です。赤字国債の特例法を延長検討する背景には、既存の財政規律が機能不全に陥るという危機感が漂います。政府の目指す政策は、将来世代に借金を押し付ける構造的な問題をはらんでいます。まず、税制改革により財源の抜本的な見直しを行い、持続可能な財政運営を確立する必要があります。次に、社会保障費の見直しにより無駄を削減し、効率的な運営を図ることが求められます。さらに、新たな収入源として、環境税や富裕層への課税強化を検討すべきです。
今後の展望として、借金による一時的な解決策だけではなく、長期的な財政健全化への転換が急務です。この動きを見過ごせば、将来への無責任さがさらに社会の信頼を損ねる結果になりかねません。
ネットからのコメント
1、そもそも取れるところから金を取らずに、国債発行だの、国民には増税は順序が違う。新興宗教への税制優遇を廃止し、規模や資産に応じた宗教税の徴収、出国税を廃止し日本に来る外国人に対して入国税として一律3万円徴収するようにすれば、少なからず数千億円規模の増収が見込めるし、それを国債返済や社会保障費に充てればいいと思うが。
2、生活の質は落とさない。借金は増える。でも返済は延長してください。これ通らないですよ?民間では。では生活の見直しをしましょうとなりますよ?民間では。なんか色々おかしいんだよ。何をどうすると黒字化になるのか?を逆算して行かないと。諦めてもらうところは諦めてもらう、諦められないものは何かを選別していく、そして特に製造や生産の土台を何とかしないと成り立たないですよ?それをするのが政治でしょうに。
なんでいつも国民が政治の尻拭いなのか。
3、今の自分達のの生活を楽にするために「何でも無償化」の原資と赤字国債と言う借金で捻出し、その借金返済を孫子の代に追わせるのって本当に良いのでしょうか?戦後の昭和の時代から平成まで、どんなに親が苦しくても、多くの子供の医療費や学費、給食代などの多くは親が負担したと思います。自分達は親に出して貰ったのに自分はそういったお金を払わず、国にたかって、国債と言う借金は自分の子や孫に払わせるなんてどう言う了見なのだと思います。そんな情け無い親には絶対になりたくないと思います。
4、ヤフコメでも話題になってましたが、立憲が先日の国会で出した予算案は国債発行無し、税収の上振れだけで手厚い支援が提案されていましたね。また、無駄使いの温床と言われる基金の見直しの提案もしていましたが、使われていない基金の予算が18兆円もあるそうです。ここ数年で数倍になっていて、かなり無駄な予算がついているのです。この見直しは必要ですね。国会のこういう提案をマスコミも経報道してもらいたいもの。立憲の予算案なら円安もここまで進まなかったと思いますね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/cc86c1b51489579aec1fedeb76bc71eb84a2390f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]