2025年12月現在、パソコンに内蔵されるメモリーの価格が急激に高騰しています。秋葉原の店舗では、客が驚くほどの価格上昇を目の当たりにし、メモリー製品に購入制限がかけられています。わずか3カ月で価格が3倍、場合によっては5倍にまで上がる異常事態が発生しています。この背景には、世界的なAIブームがあり、AI向けに高性能メモリーが優先的に生産され、一般向けには品薄状態が続いています。
メモリの供給不足が深刻化する中、日本のメーカーも価格上昇の影響を受け、来年初頭にはパソコンの価格も値上がりが予想されています。

この事件には明らかに社会的な問題が存在します。メモリ価格の急騰は消費者にとって予想外で負担を強いるものであり、これは正常とは言えません。AIブームという新たな需要にはもちろん対応する必要はありますが、その影響で消費者が困窮する構造は見過ごせません。メモリー価格の高騰と供給不足は産業構造の欠陥を示しています。この状況への対処として、まずは政府が消費者保護の観点から市場調査を行い、価格操作を防ぐ監視体制の強化が求められます。次に、企業に対して一般消費者向け製品を一定程度確保するよう生産バランスの見直しを誘導する政策の推進が必要です。そして、長期的には、国内生産の強化や新技術を取り入れた効率的な生産体制の確立が不可欠です。
現状を放置すると、一部の技術革新が経済の持続的成長を損なう結果になりかねません。迅速な対応が、より安定した市場形成と消費者信頼の向上に寄与すると言えます。
ネットからのコメント
1、IT関連企業の人です。来年1月からサーバーは150~190%の値上げとの話。通常PCでも120~150%の予測値。メモリは・・・高すぎて笑うしか。来年から簡単にPC替えましょうと提案が出来なくなりました。今のところNASは据置きのようですが、開けてみないと分からないですねー。Win11へ入替していない企業さん、簡単には替えれないですよね。という事で、PC関連のハードを扱っている企業さんは2026年大丈夫なのだろうか・・・。私も含めて・・・。未だ倒産件数多いのにね。コワイコワイ
2、やっぱりテレビの報道は遅い。もう既に販売停止してるBTOメーカーも複数あるし、売ってるとこでも品切れになってる機種が多かったりするし。10月末時点から現在まで10万円前後値上げしてるパソコンもある。Windows11に対応してないパソコンしか持ってなくて、急いで買い替えなきゃならない人以外は2〜3年待って供給が落ち着いてから買い替える事を検討した方が良いんじゃないかな。
一時的にメモリ増設して延命ってやり方が使えないのはキツいけど。あと、ストレージの方も値上げが始まった。こっちの方を急いだ方が良いと思う。
3、最近モノの価格変動が激し過ぎて適正価格とは何なのか訳がわからなくなる。空きスロットにメモリ増設しようと思ったけど、この騒動で見送りしました。2-3年耐えてそれでも高いままなら大人しくその時の値段で買います。
4、私もあわててPCを更新しましたが今月頭に買ったDDR5 32GBメモリが2.7万円これは年始だと1.7万円で買えました、そして今現在はショップ価格で6万円弱になっています。HPなどのメーカーも来年20%以上の値上げを予告していますしPCは当分高騰するでしょう。また、SwitchやPS5などのゲーム機も値上がりする可能性が高いと思われます。このメモリの高騰する状況は楽観的なシナリオでも2年続くと予想されており当分苦しい状況が続きそうです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b51a1f5336b0f6883846357268cc774587cda847,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]