東京・赤坂の個室サウナ店で、15日に発生した火災で夫婦2人が死亡しました。この件に関し、店の経営者が非常用ボタンの受信盤の電源を「一度も入れたことがない」と語り、火災の際にはドアノブが故障していたことも指摘されています。コメンテーターのカンニング竹山は、サウナ勤務経験を持つ立場から、アルミ製のドアとノブ式の非常設計に疑問を呈し、安全対策の欠如を厳しく批判しました。
この火災事故は、安全装置が機能しない状況を放置していたことが原因とされ、様々な設計上の課題が浮き彫りになっています。

火災により夫婦が亡くなるという悲劇は、明らかに管理体制の不備が招いた結果である。この個室サウナでは、非常ボタンの電源が入っておらず、まったく役に立たない状況だった。非常ボタンは何よりも重要な安全装置であり、それが機能していないとは安全管理が杜撰であると言わざるを得ない。さらに、ドアノブの故障は、避難の妨げとなり死亡事故へとつながった。まず、非常用設備の定期点検と機能確保は絶対に必要だ。また、ドアの設計改善を行い、熱による変形を防ぐ材質を選択することが求められる。そして、従業員への安全訓練を徹底し、緊急事態時の対応力を高めるべきだ。犠牲者の命を奪った痛ましい事故は、施設の設計と管理の徹底が欠如した結果であり、安全性を優先せず利益を追求する姿勢は許されない。
ネットからのコメント
1、港区では「サウナ内に非常ボタンの設置が義務づけられていなかった」という報道もある。「サウナは大人数で入るものであり、誰かに異常があれば誰かが助ける」ということから義務ではないそうだ。このような個室サウナへの条例や法対応がができていないことがわかった。また、この事故があった個室サウナの周辺にあるサウナ店では「非常ボタンが飾りだけ・設置無し」もあるのかもしれない。十把一絡にするのは乱暴な意見かもしれないが、自らの命が惜しいのならば、すべての個室サウナに安全対策の罰則付き法・条例ができるまでは行かない方が身のためだろう。
2、このドアノブはタモ材のレバーハンドルである。ハンドルの中はくりぬかれていて金属の軸にビスで止める。金属の軸はラッチボルトを引っ込ませるため、鍵ケースの中を通し扉の両面に出る。そこにレバーハンドルを差し込むのだ。サウナ室は高温多湿である。このような過酷な状況では当然木材は劣化する。軸とハンドルの隙間が大きくなりビスが効かなくなる事は当然予測される。他の場所は修理したとの情報もあるから運営側は認識していたはずだ。
運営側は勿論だが設計と施工した業者も過失は重大だ。
3、高級個室サウナということで注目されていますが考えてみれば個室の形で営業しているサービスは多々あります。カラオケボックスでも居酒屋でもネットカフェでも万一閉じ込められたり、あるいは体調が悪かったりそれこそ火災が起きたときに速やかに非常を知らせることができるようになっているか?についてよくよく注意する必要がありますね。
4、理解に苦しむ扉のせいで高温になる構造の部屋には閉じ込められる。そして非常ボタンは電源さえ入っていない。仮に電源が入っていても事務所にスタッフが誰もいない。これはもう過失と言えるレベルではないと思う。高級を謳っていたらしいが、表面的な華美を繕っていただけの施設で安全なんて一切なかったのでしょうね。何か他の施設でも同様の事例があると思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/149d4b96a74055f762ad5f52b6952bdec03a64a7,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]