札幌市の秋元市長は、物価高騰対策として市民一人あたり3000円の食料品購入支援を検討していることを明かしました。この支援は現金や電子マネーで提供される予定で、お米券は優先度が低いとされています。主な目的は支援を迅速に届け、事務経費を抑えることです。総予算は約77億円で、そのうち通知などの事務経費に約19億円が見込まれています。

この支援策は国の物価高騰対策の一環として、地域住民へのサポートを強化しようとする試みです。

この支援策の設計には、現実的だが気になる点も多い。3000円の支援は一見ありがたいが、インフレの深刻さを前にその効果は限定的である。現金や電子マネーで配布するという案は、迅速さを重視した選択だが、果たして長期的な問題解決につながるか疑問だ。高額な事務経費を考えれば、そのコストパフォーマンスには疑問が残る。さらには、このような短期的な給付策は、根本的な経済問題を覆い隠すリスクもある。必要なのは、一時的な支援だけでなく、持続可能な経済改善策や所得向上のための政策だ。具体策としては、地域産業の活性化による雇用創出、労働条件の改善、そして労働者のスキルアップ支援が考えられる。直接的な金銭支援だけでなく、長期的に札幌市民の生活を安定させる手段を模索することが求められる。

この支援策がそのための一歩となることを願うばかりだ。

ネットからのコメント

1、1人現金か電子マネー3千円なのに77億経費？民間のコールセンターに委託してお問い合わせ窓口に使用するお金なのでしょうか？もう3千円なんて配らなくていいと思いますし77億円て我々の税金です。勿体ない。それより古くなった水道管を新品に交換したりしたほうかよっぽど良い。数十億円かかるんでしょうから。水道料金値上がりするんですよね？臨機応変に検討していただきたいです

2、1人あたり3,000円の現金か電子マネー配るのにどれだけの事務費・人件費がかかるんでしょうか。多大なコストをかけて配るくらいなら、普通に住民税を3,000円減らせばいいのに、なぜしないのか。結局、ただのパフォーマンスでは？

3、札幌市は支援について、通知などにかかるおよそ１９億円の事務経費を含む７７億円あまりの予算を見込んでいます。たった３０００円。しかも一回きりの給付に事務経費１９億円も費やしてこんなのが物価対策になると思っている方はどれくらいいるのだろう？皆無では？札幌の除排雪の年間予算は２８５億円その内の７割が市民税で３割が国の負担。

年間でですよ。こちらの食料品購入支援金は3000円の一度きりで総額７７億円の無駄金支出。ア○かと。

4、たった3,000円にいくらの経費をかけて給付するのでしょう。今まさに年末年始を迎えてなにかと物入りの時期なのに最低でも来年以降になるだろうし、灯油代の足しにもならない。