福井県の副知事、中村保博氏は、北陸新幹線の敦賀ー新大阪間のルートに関して、小浜市付近を通らない整備計画には同意しないと明言しました。与党が8つのルート案を検証することを決定した背景において、県として小浜・京都ルートを唯一の適切な選択肢とし、ゼロベースからの議論は全線開業の遅れにつながるだけだとして強く主張しています。滋賀県の三日月知事も、小浜・京都ルートを求める姿勢を共有しており、両県知事は政府与党への働きかけを強化し、迅速な決定を促す意向を示しています。

このルート案の議論には、福井県の利益や地域社会の期待が強く影響している。副知事の発言は地域の希望を強く反映しているが、他のルート案の検証を拒む姿勢は、プロセスの多様性を欠いていると言わざるを得ない。まず、地域住民や関係自治体の意見を広く集めるべきだ。次に、地理や環境への影響を科学的に評価するために、第三者機関による透明な調査が不可欠である。最後に、費用対効果を具体的に比較し、公正な場で議論を進める必要がある。地域利益の優先は理解できるが、それが公共の利益と必ずしも一致しない場合もある。しっかりとしたプロセスを運用することで、より良い結論に至るのではないだろうか。
ネットからのコメント
1、福井県が全額出資ならスピード解決もありますが、、実際サンダーバードで不満を思う人がどの程度いるのか?敦賀までの延伸も正直余計だったのではと思う。
2、福井県の意見としては、そう言わざるを得ないですが、50年前に決まったことにこだわり続けても疑問でしかないです。時代が変われば、人の考え方も変わるもの。多くの人が幸せだと感じれるものにしていけると良いですね。
3、今さらルート案を増やしている場合ではないと思うが。ただ首都圏に居てつくづく思うのは、東京〜大宮間のように複数の新幹線が併走共用する区間があると一つ止まれば他の路線にも大きな影響が出るのでそれは絶対にやめた方が良い。北陸新幹線のために東海道新幹線にまで影響が及ぶことは絶対に避けてほしい。地震など大規模災害時における東京〜大阪間の東海道新幹線のバックアップとしても、併走共用区間は設けるべきではないと思う。
4、整備新幹線建設は着工済路線を最後に中止でいい。B/Cがどうしても1を超えない路線を建設してどうするんだ。今後鉄道路線を建設したければ、民営化されたJR各社や私鉄が作ればいい。整備新幹線計画自体を廃止すべきだ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/768dbe842702c817ed0f94d4c4e7bb283fd7994b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]