北海道森町石倉町の国道5号で2025年12月15日、車の助手席側前輪が脱落する事故が発生しました。この事故によりけが人は出ておらず、脱落したタイヤはまだ発見されていません。車の運転手は、11月末にカー用品店で冬タイヤへ交換した後300キロほど走行し、増し締めをしていなかったことを認めています。運転中に異音を感じて一時停止しタイヤを確認しましたが異常を見つけることができず、そのまま走行を続けたとのことです。

事故を受け、警察はタイヤ脱落を防ぐため、運転開始前の車の状態チェックや定期的なナットの締め付け確認を呼びかけています。

この事故は、車の安全管理に対する意識がいかに重要かを痛感させるものです。タイヤの増し締めを怠った結果、事故へと繋がり、幸い人的被害はなかったものの、物理的リスクが常に潜んでいることを忘れてはなりません。車用品店の作業体制にも問題がある可能性があり、業界全体での安全基準の再確認が必須です。また、運転者には定期的な車両の状態確認と異変に対する敏感な反応が求められます。具体的な改善策として、タイヤ交換後の無料増し締めサービスの提供、作業完了後のチェックリストの配布、そして全ての運転者に対する安全確認義務の法制化が考えられます。これらを徹底することで、車の安全性を大幅に向上させ、同様の事故を未然に防ぐことが可能になるでしょう。

安全管理に対する高い意識を持つことが、私たちの生活をより安全に、より快適にしてくれるのです。

ネットからのコメント

1、増し締めするのは当然の事です。私の経験では、ボルトやナットは、少し緩んだだけで路面の凹凸を拾ったような僅かな振動が出ます。破断以外は急に脱落することは有り得ないので、足周りの違和感を感じたらすぐに停車して確認することです。自動車は、漫然と運転するのではなく、センサーを働かせながら運転して欲しいものです。他人の命を奪うかもしれない危険な機械を操作しているのだから、女性だからとか、詳しくないからとかは理由になりません。

2、タイヤの定期交換は自分で行っており、夏冬の入れ替えはもちろんのことですが、ボルトの締め付けはトルクレンチを使用しております。しかし、ディーラーで定期点検して貰った後で、タイヤの交換をしようとするとものすごくキツく締められておりますね。いつも外すのに一苦労します。

3、一昨年の脱落事故あたりから増し締めが呼び掛けられるようになったが、この人のようにカー用品店等の業者で交換する人って道具もなければ技術も無いって人も結構いると思うんだけど、そういった場合は増し締めして下さいってまたお店に持っていくことになると思うんだけど。

そう言う場合ってタイヤ交換料と同じだけかかるのかな？この様な事故を防ぐためにお店側も予め増し締め込みの料金で、アフターサービスで増し締めとかしてくれたらいいのにね。

4、運行前点検は運転者の当然の義務として、運転中にあっても少しの違和感を見逃さない気構えが必要。ホイール脱落は日頃頻繁にニュースにあがっていることなので、逆にここまで無神経でいれることが不思議でならない。