鈴木憲和農水大臣は、「おこめ券」が米の価格を高止まりさせるとの指摘に対して、「価格への影響はほとんどない」と否定しました。政府が経済対策として導入した「おこめ券」に対して、一部専門家は高価格でも購入が促進されることで、需要が押し上げられ価格が高止まりする可能性を指摘しています。しかし、鈴木大臣はコメの供給が十分であり、「おこめ券」は生活支援策であって新たな需要を生み出す効果は限られるとして、価格への影響を否定しました。
農水省は来週、地方への交付金に盛り込まれた物価高対策について自治体向けの説明会を開催する予定です。

農水大臣が「おこめ券」と米価格への影響を否定した背景には、制度の欠陥が潜んでいる可能性があります。まず、生活支援策としての「おこめ券」の本質は、市場の需要と供給に介入することです。これが価格の高止まりに繋がる可能性は否定できません。供給が十分であるという主張も、流通過程や販売店での実態を無視するものです。1つ目の解決策として、地域の販売状況を広く精査し、実際の価格変動を監視する体制を強化することが必要です。2つ目に、「おこめ券」に代わる価格抑制を目指す直接的な補助金制度の導入を考えるべきです。最後に、民間の販売業者と協力して市場メカニズム全体を健全化する施策を進めることです。高価な「おこめ券」に依存するよりも、もっと構造的で効果的な対策が必要です。
長期的な視点で政策を構築しなければならず、この点が現在の制度設計の核心にあります。
ネットからのコメント
1、米価格に影響はないということは、今後も米の値は下がらないと言ってるようなもの。この大臣は、米が高値なのを良しと思っていて、米の値を下げる気など全く無いのだろう。鈴木大臣は、就任当初から米を減反にすると言ってたから、「お米券を使わなければ、米が余ってきて値が下がると思ってるのならば大間違い。米は減反になりますから米の値は下がりません。」と言いたいのならば、こんな最初から米改革する気が全く無いような族議員の大臣は早く交代してもらった方がいいと思う。高市総理は、米の高値を放置したままでお米券以外は何も対策しようとしない鈴木大臣をどう思っているのかな?
2、鈴木大臣がおコメ券の話を出した事で、商品券には無い経費がおコメ券に含まれる事を国民は理解した。この経費がJAなどに利益供与される税金の無駄と言う事も国民は理解した。政府の税金でおコメ券だけは買ってはいけない事が分かっただけ良しと思う。この話が出る前におコメ券を使った自治体は、やはりJAと繋がりがあると考えるのが自然と思う。
3、米が高止まりすれば国民の米離れが進むだろうし外食産業も外国の安いコメに切り替えて行くだろう平成の米騒動の時の外国米はマズかったが、今は調理次第では国産米と変わらない物も在る結局は農協と農政族議員が米農家を食い物にしたツケで、農家に一番被害が出てくるんじゃ無いだろうか?米農家が直接消費者と繋がれるサービスを提供する流通網が出来て、農協ピンハネ分が無い状態で消費者に届けば米農家の収入は減らず、消費者は今よりも安い値段で買えるように成ると思うんだけどなぁ
4、単純に今まで2000円で買えたものが3000円ならともかく4000円5000円出さないと買えないのはおかしいでしょ。米は日本の主食であって、他の食料品と同じにしちゃいかんと思う。100%マーケット任せにするべきではない。こんな価格が釣り上がっていることに対し、調査し、国民に納得のいく説明をし、対策を打つべき。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8cb4da31ec5f57838bc154fbc3d0d24e094839ef,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]