F1の中国GPに関する不要論が元ドライバーのカルン・チャンドック氏から提唱された。彼は「Fast and the Curious」ポッドキャストで、中国GPをスケジュールから削除すべきだと主張している。理由は、パドックが魂を失い、沼地に建てられて不適切な環境であること。また、上海と全く関係ない場所での開催についても批判し、立地が悪いと強調した。
代替案として、マレーシアのコースが素晴らしいと述べ、天気や人々、レース環境を好意的に評価し、マレーシアを推奨している。

この意見は、F1の開催地選定が単にグランプリの数を増やすことではなく、競技の質や観客の体験を維持するための戦略的な考慮が必要であることを示している。中国GPが過密スケジュールによってドライバーやスタッフに負担を強いる現状は、F1の理念に反しており、改善の余地がある。
まず、開催地の環境やアクセスの改善が求められる。立地に関しては、利便性とアクセスの良さを重視した場所選びが必要だ。次に、パドックの環境整備や観客へのサービス向上が求められる。そして、代替開催地の選択に関しては、過去のレース実績や評判を基に検討することで、F1の信頼性を回復できるだろう。
課題への取り組みがなければ、F1が競技の理念よりも単なる商業活動に偏ってしまう恐れがある。
競技の価値を守るため、これらの改善が必須である。
ネットからのコメント
1、確かに上海はサーキット真下にまで地下鉄は伸びてるけど、上海の中心地からはかなり遠い。それでも前はチケットがかなり安かったのでお得感があったけど、今や鈴鹿より割高なのであまりお得感は無い。あとセパン復活に於いては賛成派。
2、ドライバー、チーム、マシンなどが拘束されるリスクが絶えずついて回る国だ。特にホンダ関係、日本人スタッフは理由でっち上げで、いつ、今すでに拘束、拘留されている多くの日本人の方と同じ目に遭わされるか分からない。防ぐには、そんなところにそもそも入国しないことが最善だ。F1カレンダーからの除外、大賛成だ。
3、大賛成。過密日程の中で、あえて魂の抜けたレースを続ける意味がどこにあるのか正直分からない。観客は少なく、盛り上がりも乏しい。立地は上海と名乗っているが、実態は郊外の孤立したサーキット。F1という最高峰の舞台で、まるで義務的に消化しているイベントを見せられている印象だ。結局、中国GPが残っている理由はレースの質ではなく「市場規模」や「政治的配慮」なのだろう。
ファンの熱量や伝統より、数字と体裁が優先される。これではスポーツではなく、ただの見本市だ。F1の価値は、コースの面白さ、観客の熱狂、開催地の空気が一体になって生まれる。誰も語らず、終わった瞬間に忘れ去られるGPを続けるくらいなら、マレーシアやトルコのように純粋にレースが面白い場所に戻すべき。レース数を増やす前に、中身のない開催地を整理する。それが本当の改革だと思う。
4、本戦でF1マシーンが走っている時、警告旗が振られてないのにグランドさん達がコースを横切ったりコース横を歩いていたのがビビったわ。この国にとって国際ルールは適用されず独自ルールで運用さているのでしょうね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/fb50549f4061cf6529f310d50bf1646136598572,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]