東京・上野動物園のジャイアントパンダ、シャオシャオとレイレイが来年1月下旬に中国へ返還されることが決定しました。返還期限は2月20日でしたが、約1か月前倒しされ、観覧は1月25日まで可能です。この返還で日本のパンダは半世紀ぶりにゼロとなります。返還決定は高市早苗首相の台湾有事に関する発言後のこととされ、日中関係の悪化が背景にあるとみられています。
パンダは日中友好の象徴とされてきましたが、報道では「中国とのパンダ外交が大きな転換点を迎えている」と伝えられ、大越キャスターは中国に「勇気ある大人の対応」を期待すると語りました。

事態は日中の外交関係がいかに複雑であるかを浮き彫りにしています。日本側はパンダの存在を日中友好の象徴と見てきましたが、現実には外交の道具として利用されていることが明らかになっています。この返還劇に絡み、制度の透明性と信頼の欠如が露呈しています。日中両国がこれを契機に関係改善を模索するべきです。まず透明で信頼できる動物貸与の制度を整備し、政治的駆け引きの対象にしないことが重要です。次に、文化や自然など非政治的な交流を推進し、友好の基盤を築く努力が求められます。そして動物保護の倫理に基づいた国際協定の強化も必要でしょう。
この問題から学ぶべき点は、友好とは物の貸与ではなく、心の交流によって築かれるものだということです。共通の価値観を持つ事が本当の友情の礎となるはずです。
ネットからのコメント
1、パンダが日本からいなくなることに対して、残念な思いをしてる人も一定数居ることは理解しています。しかしながらこれを、深刻で重要な問題としてして捉えている人はそんなに多くないと思われます。パンダの件に関して最も問題だと思うことは、マスメディアがやたらと取り挙げて、何が目的なのか、あたかも非常に深刻で切実な問題であるかのように印象操作しようとする姿勢を感じることです。
2、うーん…なぜここまでパンダが必要なんだろう。当然、恩恵を受ける動物園やグッズメーカー等は困るだろうけど。国益を損ねてまで貸与交渉をするのもどうかと思うし、レンタルに年間一億円かかるのなら、その分を少しでも国民の生活改善に充ててもらいたい。
3、なんの、勇気なのだろうか?それを、なぜ日本側が言わなければならないのか?元々パンダは中国奥地に住むもの、見世物で外国の動物園の檻に入れられることがいいことなのだろうか。
またそのために何十億も予算を使うのは愚政としか言いようがない。そして友好の証とも言うものがいるが、真の友好というのは見世物でやることではない。見えないもので繋がっていることが真の友好だと言えるのではないだろうか。この番組は何かと現政権の批判や中国に寄り添った発言ばかりをする。朝の番組も同じ。日本の未来を真に考える報道をするべきだ!
4、勇気や大人の問題とは「外交問題」と定義してるように見えるので、不適切な観点だと思いますねそもそも学術研究および絶滅危惧種の保護の観点からの貸与であるはずです。学問と保護の問題であるのに、外交駆け引きに使おうとする中国政府の姿勢には、違和感しかない。もっとも中国政府が外交問題でこれを辞めるとの言明もまだ無いですので、パンダの絶滅防止には各国の研究機関の協力が必要であるという正論に立ち戻って、中国政府が判断されることを希望したいですね
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/12dd79fc9238e01adf71a8200c56d4f63b66295c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]