ドラマ『絶対零度～情報犯罪緊急捜査～』の最終回が12月15日に放送され、重要な展開が視聴者を驚かせた。物語は桐谷杏子総理の娘・カナの誘拐事件と一連のサイバーテロが背景にあり、黒幕は誰かが焦点となる。ラスト5分で真犯人としてカナ本人の存在が明らかになる。彼女は母親との愛情の欠如や反発心からネットゲームに没頭し、国を危機に陥れる存在へ変貌してしまった。

桐谷総理は辞任を表明し、物語はカナが巧妙に逃げるというバッドエンドを迎えることに。放送直後、カナ役の白本彩奈はインスタライブで収録のエピソードを語った。本作は次のシーズンへの期待を持たせる余白を残している。

事件は、家族の絆の欠如と個人が引き起こす社会的な波紋を描写していますが、放送されたエピソードが示したのは、一人の少女が社会全体に動揺をもたらす異常な状況です。特に成長過程での家族の不在が若者の精神的成長に及ぼす深刻な影響を見逃してはならない。親子の関係の重要性を再認し、問題の本質に気づくべきです。ドラマは、制度の欠陥が明るみに出た一例であり、社会全体で支援の枠組みを見直す必要性を強く感じさせます。まずは、学校や地域社会が家族との結びつきを強化するプログラムを導入すること。次に、心理的サポート体制の充実を図り、子供に関する問題の早期発見を可能にする。

最後に、SNSなどでのネット使用に対する教育を徹底し、正しい情報処理能力を育てることが求められる。個人の成長を支える社会像を追求することが、未来への道筋となる。

ネットからのコメント

1、俳優さん方は悪くないの前提で。シリーズ好きだったから観たけど残念でした。沢口さんが走るのは合わない何もわくわくしない。横山くんがもったいない！スケジュールの都合なのかそうでないのかわからないけど…なんだかな。2話3話から前作とは別物として観たけど絶対零度としてやってほしくなかったです。

2、最終話の途中、桐谷首相と娘のカナの回想シーンの中でカナがゲームをするより作る方が好き、という件を観て何となく娘が主犯なのかなと感じていたらその通りに…。これだけの事件を起こしておいて、悪びれる様子もなく首相の娘の自覚もなくゲーム感覚で犯罪を犯す様に寒気を感じました。主演の二宮奈美を演じた沢口靖子さんが、物語の中でよく走るシーンがありましたがその躍動感のある奮闘ぶりには頭が下がる思いです。ただ、最終話では事件が完結する事もなく終わってしまい、消化不良感が残った事は否めません。

最終話の結果を観る限り続編の可能性大だと思いますが、あまりにも中途半端な終わり方には少し残念な気もしました。

3、最終回なのに、コンティニュー？テレ朝でのシリーズが終了し、フジテレビで沢口靖子さんを登用する企画時点で、既に複数シリーズは既定路線だったのでは。或いは、それがオファーを受ける条件だったのかも知れない。いずれにしても、既視感の強い沢口靖子さんの起用といい、毎回還暦女優を走らせる演出といい、いかにも凋落の一途を辿るフジテレビドラマらしいと言えるのでは。せめて、力強さも軽快さも感じない、あのコントの様な小走り演出はもう止めて欲しい。

4、個人的には、本作はこれまでの上戸彩のシリーズ、沢村一樹のシリーズと比べてちょっと残念なストーリーになってしまったと思った上戸彩の成長、沢村一樹の苦悩というテーマがあったと思うけれど、本作は主人公の沢口靖子にストーリー性が感じられず、没入する要素があまり無かったサイコパスのような犯罪者を作るのは良いと思うけれど、人間の弱さとか人間臭さを逸脱して、ちょっと中途半端に人間離れしたようなファンタジー要素が入ってくるともうストーリーがどうでもよくなってくる